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raylibhsp - github
https://github.com/Kanoguti/raylibhsp

kanogutiさんからHSP3上でraylibを使うためのモジュールがリリースされました。
raylibhspにはraylibそのもののドキュメントは含まれていないのでraylibの方のドキュメントを読んだのですが、raylibは3Dにも対応しているみたいです。
3Dのライブラリとしては、OpenGL系です。OpenGL系なのでおそらく座標系は右手系ではないかと思います。（ドキュメントを読んでも詳細が見つけられなかったので推測です）
使える3Dモデルフォーマットは色々あったのですが、簡易的表示ならobjも使えると思いますが、ゲーム用途には事実上gltfのみのようです。gltfの場合は、アニメーションもできるみたいです。
それから、raylibはいわゆる「全部入り」系のライブラリで、サウンドライブラリも同梱されているみたいです。ベクトル演算系の計算命令も入っているようです。
シェーダーはデフォルトで入っていて、HGIMG4のようにカスタムシェーダーも使えるみたいです。シェーダー言語はHGIMG4と同じくGLSLのようです。
対応するHSP3は32bit版と、64bit版両方で使えるみたいです。

raylibhspをHSP3 64bit版で使うには、raylibとその他にも別のモジュールが必要です。raylibhspの方のドキュメントに詳細が書いてありましたので、動かす前に参照しておいた方がいいでしょう。

まだダウンロードしたばかりで動かせていません。
raylibhspで3Dモデルを表示できた、動かせた方がいたらHGIMG4と比較してどうかとかの報告ください。

raylibhspを触ってみました。
raylibそのものについてですが、HGIMG4のノード機能のようなオブジェクト化や抽象化がされていないため、命令ごとに異なる構造体を覚えて操作しなければならない必要性があるようです。
命令のオブジェクト化や抽象化は技術的に難しいことではないのですが、3Dゲーム制作に必要な程度まで一通り揃えるには作業量が多そうです。
2Dゲームならまだしも、3Dゲームを作るライブラリとしては必要な命令が足りていないため、未完成な印象を受けました。
raylibは単純な3D表示機能こそありますが、ベースとしては2D重視で、2Dゲーム中に3D表示もできるよ、という程度みたいです。
シェーダーは解説のパラメータを検証した限りですが、かなり豪華なものを標準搭載しているみたいですから勿体ないなと思いました。
ドキュメントの解説もないので、raylibhspで3D表示するまでには行き着けませんでした。
raylibは3Dライブラリとしてはまだ開発が始まったばかりなのかな、という印象を受けました。