Dripです。
vowさん、こんにちは。
ご報告の不具合はHSPに古来からあるbutton gosub混在時のネストに関わるバグのようで、私も過去に何度か報告をしています。
http://hsp.tv/play/pforum.php?mode=pastwch&num=87482
報告はしておりますが、都合上どうしても改善することが難しく、現在も修正に至っていないようです。
(vowさんであれば、上記の過去のスレッドで私が報告したエラーレポートを再現できるのではないでしょうか?)
ご使用のPCの環境依存で様々な振る舞いを示すため、正常にHSPのエラーを表示するものもあれば、VCのランタイムエラーで落ちたり、何もエラーを吐かずに終了したり、何が原因で落ちているのかわからずデバッグが大変ですよね。
昨今のPCではクラッシュしているものの何もエラーを表示せずMicrosoftにクラッシュレポートを送信だけして終了、というパターンが目立って来ており、HSPのクラッシュレポートが凄い量になっていそうな気がして何だか漠然と心配になるんですが;;
サイレントクラッシュであっても、Windowsのイベントログにエラーが記録されている可能性が高いかと思いますのでそちらも確認してみてください。
兎も角、本件に関しては作品の開発サイドでバグが発生しないように努めるしかありません。
幸いな事に、スクリプトが正常である限り作品(の利用者側)に悪影響はないようですので、もし複数のPCをお持ちであれば、環境を切り替えるなどして凌いでいくしかないのが現状です。
有志の方への情報提供のために動作環境を書き残していくとデバッグや原因究明の一助になるかもしれません。
また、vowさんのように異常動作が発生しないばっかりに、このような不具合にピンと来ない方が作成されたプログラムは重大な不具合を含んだまま放置されてしまう恐れがあるため危険です。
なのでvowさんのようなクラッシュが発生する環境は、少なくとも異常動作を感知できる環境という意味でむしろ貴重なものと考えられます。
私が所有するクラッシュしない環境(今回で言う所のエラー6が正常に表示されてしまう環境)で開発されたソフトウェアを運用開始したところ、全体の1割程度のユーザーからクラッシュの報告が相次ぎ、原因の特定と修繕に相当な時間と手間を要した経験があります。
この不具合はgosubとgotoのbuttonやonexitが混在する状況下で発生しやすいことが確認されており、そのようなシステムは設計しないようにして対処するよう努めてみてください。