そのPlayアプリ署名を使って今回更新しています。
それはaabでアップロードしているのであれば、しらない内に使っている機能です。
aabアップロード→このaabを元にGoogleが端末に合わせたapkを生成・配信
これが現在のシステムの流れです。
この処理過程で署名鍵が2種類必要になってます。
アプリ署名鍵はGoogleが用意する場合と、開発者が用意してGoogleに登録するの2通りがあります。
私が今回使ったのは後者のほうです。いままでapk署名に使っていた鍵をGoogleに渡したのです。
これはそうしないといままでのユーザーがアップデートできなくなるためです。
参考
https://qiita.com/rkowase/items/90cdc4e8c6fc449d8276
従来のapk署名は1つでしたが、現在(aab)は
・アプリ署名鍵
・アップロード署名鍵
の2種類が必要です。
アップロード鍵だけは自分で用意して、aab作成時に使う必要があります。
HSP3.7βで想定しているのはこちらです。
アプリ署名鍵は、こちらで指定しなければGoogleが勝手に用意して適用されます。
これでもいいですが、自分で作りたい場合は登録が必要です。
GooglePlayConsoleの「アプリの署名」から管理できます。
メリットはアプリ署名鍵を紛失した場合でも、アップロード鍵さえあれば更新できます。
アップロード鍵は変更できるので、鍵の紛失で更新できなくなることがなくなります。
デメリットはGoogleから流出したら全滅だなーくらいしか思い当たりません。
そんなことは絶対ないようにしてるはずですが。
またアプリ署名鍵は少し前までは1回だけ更新できるというのがありましたが、
現在は年1回更新できるようになったらしいです。
署名が一致しないとユーザーの端末上でアプリのアップデートができなくなるのですが、
API-24以降は更新できる機能があるみたいですね。
または古い鍵でインストールされている端末には古い鍵で署名したapkが配信されるので
実質問題はないという認識です。古い端末は徐々に減っていくので、
結果的に新しいアプリ鍵だけの環境が増えていって問題ではなくなるということですね。