Dripです。
掛布団さん、こんにちは。
これはプログラム初心者にありがちな発想ですが、FlashやPowerPoint、Office等のソフトで、
文字や図形をオブジェクトとして扱い、物体をDeleteキーで消去したり、物体の透明度が
指定できるものがありますが、HSP標準機能にはそのような概念はありません。
mesやpicloadで現れる文字や図形は、ただ貼り付けられるだけでオブジェクトの概念はありません。
またFlashやPowerPoint等のソフトで文字や図形をオブジェクトとして扱えるのは、
そういうプログラムが裏で走っているためです。基本的に「文字や図形が背景の上に乗っかる」
という考え方は捨ててください。
HSP標準機能では、あくまで背景の上に文字や画像や「貼り付ける」だけです。
ただ、hgimg3やhspdx等の拡張機能を使用すれば、HSPでも擬似的なスプライトを使用することが
可能になりますが、双方共にHSPの基本が理解できていないと、扱うのは難しいと思われます。
非常に単純ですが、画像の上の文字は次のような方法で消去します。
buffer 3:picload dir_exe+"\\sample\\demo\\sky_bg.jpg":gsel 0
pos 0,0:gmode 0,640,480:gcopy 3
color 255,255,255:font "MS ゴシック",64
pos 100,100:mes "画像の上の文字"
pos 250,200:objsize 100,50:button "文字を消す",*del
stop
*del
pos 0,0:gcopy 3:stop