Windows Vista対応についての情報

このページでは、Windowsの最新バージョンとなる、Windows Vista上でのHSP開発、システム動作状況、対応についての情報を掲載しています。
また、Windows Vista対応についての新しい情報があれば、このページに追加される予定です。

HSPの動作について

HSP3、及びHSP2.61は、Windows Vista上での動作を確認しています。(Windows Vistaの仕様上による注意点がいくつかありますので、参考にしてみてください。)
ただし、HSPで作られたアプリケーションすべての動作を保障するものではありません。ユーザーがHSPにより開発したアプリケーションの動作確認については、独自に行なうようお願い致します。

HSP3.0、HSP2.61インストーラーの動作について

Windows Vistaから新しく導入されたUAC(ユーザーアカウント制御)の機能により、インストーラーの起動時に、管理者の確認ダイアログが表示されます。「続行」を選択することで、正常にインストールの処理が行なわれます。
また、Windows Vistaのスタートメニュー管理方法が変更になった関係で、「アンインストール」を行なった際に、スタートメニュー項目(「Hot Soup Processor ver…」のフォルダ)が正しく消去されません。これは、HSP3.0、HSP2.61のインストーラー版で発生します。アンインストール自体は、正常に行なわれますので、お手数ですが、スタートメニュー項目については、手動で削除して頂くようお願い致します。

hlp形式のヘルプファイルについて

Windows Vistaでは、標準で古いWinHelp形式のヘルプ(.hlpの拡張子)が標準でサポートされていません。 HSPスクリプトエディタのオプションで、ユーザーが追加する形でのWinHelp形式を選択できますが、正しく表示することができないのでご注意下さい。

管理者権限が必要となるアプリケーションの動作について

Windows Vistaでは、UAC(ユーザーアカウント制御)の機能により、通常は管理者権限が必要となる処理において、遮断されるか、ダイアログによる確認が必要になっています。ユーザーがHSPによる作成したアプリケーションでも、システムフォルダや、Program Filesフォルダ内などの保護されたエリアに書き込みを行なうことが制限されています。
また、レジストリの書き込みについても、HKEY_LOCAL_MACHINE以下が無効になるなどの違いがあるので注意が必要です。 Windows Vista上でのアプリケーション作成にな関する追加情報は、以下のサイトでも扱っていますので、参照して下さい。

http://www.yoshibaworks.com/ayacy/inasoft/talk/h200610a.html