「HSPプログラムコンテスト2013」に応募いただきありがとうございます。
おかげさまで、多くの作品エントリーを受け付け盛況のまま締め切ることができました。
コンテスト審査の結果、以下の71作品を入賞作品として選考致しました。
コンテストに参加いただいた作者の皆様、協賛企業様、そして応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
これからも、引き続きHSPとそのコミュニティをご支援いただければ嬉しいです。
受賞された作者の方々には、メールにてご連絡をさせて頂きます。その際に掲載された内容についてご確認下さい。
12月3日になっても連絡を受け取っていない入賞者の方は、コンテスト事務局までメールにてご一報くださるようお願い致します。
2013年12月1日
HSPプログラムコンテスト2013 実行委員会
総評
11年目のコンテストも素晴らしいものになりました。
今回はHSPDish部門への参加作品が沢山ありました。日常にスマートフォンがあふれ、作りたいとおもう人が増えたということだと思います。今後、さらにHSPDishのユーザが増えるのではないでしょうか。
また、ゲームだけでなく、ツールやTwitterクライアントなど幅の広い作品が集まり、小学生から年配の方まで幅広くの方に参加していただきました。趣味としてHSPを楽しんでくださる方が沢山いて、とても嬉しいです。これからも皆さんにHSPを楽しんで欲しいと思います。
審査員 うすあじ
コンピュータエンタティメントをとりまく状況は、栄枯盛衰を繰り返しつつもパソコンからタブレット、スマートフォンなど、より手軽なもの身近なものに発展して確実にすそ野を広げ、一部の人たちの趣味から多くの人を対象とする生活の一部になってきました。
HSPコンテストを始めて十年余り、応募してくださるHSPユーザの皆さん、その作者世代にも移り変わりがあるわけです。
しかしながら、応募される作品の瑞々しさ、発想の豊かさ、毎回、楽しんで作っていることが伝わるその作品をみるにつけ、ホビーユーザの好奇心とフレッシュなパワーはいつの時代もおとろえないのだと強く感じます。
今年のコンテストは、プラットフォームの違いからくる制限を懸念していたHSP3Dish作品がどうやら浸透してきたこと、温故知新を地でいくような新旧のゲームスタイルが混在とした作品群、またHGIMGの使い方に習熟した作品が特に素晴らしく、成熟した市場にみられる新旧簡難種々雑多な価値観とセンスが認知された多彩な作品をみることが出来、審査する我々もおおいに楽しませてもらいました。
つくづく、年々底上げされていく応募作品のクオリティに感嘆します。
2013年は、来年も、またその先の未来も期待できる、楽しみになる、そんなHSPコンテストでした。
審査員 悠黒 喧史
3Dゲームの完成度が高まっていることと、ゲームの動作面で安定したものが多く、安心して楽しむことができました。
既存の一般的なゲームルールに、独自のルールや他のゲームルールを合成したユニークなルールを持つ作品が増えています。
独自のルールを提示することはゲームの創造そのもので、それをプログラミングを通して形として残しているため、とても新鮮な気持ちで遊ぶことができました。
プログラミングによって自由な発想をかたちにできるため、ぜひ既存の発想にとらわれず、今後もHSPで新作開発にチャレンジしてください。
協賛社 ふりーむ!様
HSPのよいところは、「自分の頭にある考えたことが、カタチに出来て、それをほかのひとに見てもらったり使ってもらうことができる」点だと思います。
ゼロからイチを自分の力で生み出せる。この経験は自分の人生に自信を持つことにつながっていくだろうと思います。また、その過程で「生み出すこと」のさまざまな苦労を知ることができて、それがやがて、他人の苦労を「思いやる」ことのできる感受性に育っていくのではないかなと思っています。
ゼロからイチを生み出す。誰かからイチをもらってくるのではなく、自分の手で生み出す。
最初はイチにならず、0.1かもしれない、それより小さいかもしれない。
それで恥ずかしい気がしたり、がっかりするかもしれない。
それでもゼロのままではないし、へこたれず、続けていって、積み上げていくことで、 やがてきっとイチにも2にも、それよりもっと大きな結果にもつながっていくと思います。
協賛社 JBOYSOFT様
11年目を迎えたHSPプログラムコンテストですが、2013年度も無事閉幕を迎えることができました。参加者した皆さん、協賛社、後援者の皆様には大変感謝しています。
作品応募という形でコンテストに参加された皆さんは、共に良い物を作ろうと切磋琢磨する仲間であり、ライバルでもあります。
最後は、自分自身の力をどこまで出せるかどうかの闘い、そして仲間同士が結束して力を合わせられるかの闘いということになります。そのための場として、このコンテストが力になれたら大変嬉しいことだと思っています。
私たちは、作品の審査を行ないますが、それがすべてではありません。作品に取り組み
熱意を持って力を出したという姿勢は、作品を見た人に伝わりますし、共感する仲間も増えることでしょう。
今回、学生賞を新設し、多くの新しい才能と活躍の息吹を感じられることは大きな収穫でした。次の世代が登場し、さらに活躍してくれることを期待しています。
これからも、参加者の皆さんは、前向きに作品を作っていって欲しいと願っています。もちろんその時に、HSPを気に入って使ってもらえたら最高に嬉しいです。これからもコンテスト、HSPともども多くの人に愛されるよう、活動を続けていきたいと考えています。本当にありがとうございました。
審査員 おにたま