「HSPプログラムコンテスト2010」に応募いただきありがとうございます。
おかげさまで、多くの作品エントリーを受け付け盛況のまま締め切ることができました。
コンテスト審査の結果、以下の74作品を入賞作品として選考致しました。
コンテストに参加いただいた作者の皆様、協賛企業様、そして応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
これからも、引き続きHSPとそのコミュニティをご支援いただければ嬉しいです。
受賞された作者の方々には、メールにてご連絡をさせて頂きます。その際に掲載された内容についてご確認下さい。
12月3日になっても連絡を受け取っていない入賞者の方は、コンテスト事務局までメールにてご一報くださるようお願い致します。
2010年12月1日
HSPプログラムコンテスト2010 実行委員会
総評
今年も非常にレベルの高い作品が集まる中、入賞作品を選定させて頂きました。最優秀作品は、一般部門・HSPTV部門ともに甲乙付けがたく非常に僅差だと感じました。それ以外の賞についても、惜しい作品が数多くあったことが印象的でした。
特に最優秀小学生賞については優秀な作品が多かったため、今回は一次予選通過した小学生の作品すべてを入賞としました。また、協賛社様のご厚意により今後が楽しみな中学生・高校生を中心に、審査員奨励賞という形で新しく入賞枠を用意させて頂きました。新しい力を感じさせる有望な人材に賞を出すことができて嬉しく思います。
2010年は、作品作りへのアプローチや、コンテストの参加方法に幅が出てきたなと感じるコンテストでした。技術的な進化はもちろんのこと、ネットワークと連携したものや、コンテストをきっかけに仲間を集めて製作をするなど、楽しんで作品を作っていることが伝わってくるものが多かったです。また、ネット審査員として積極的に作品の審査・コメントの投稿に加わった方が増えていることも嬉しく思っています。
自分が考える「面白いもの」「良いもの」に向かって、緻密に組み上げていく人、荒削りながら実現を優先させる人、色々あっていいと思います。大切なのは、「完成させて人に見てもらうこと」、「人の意見も取り入れながら満足させること」、「作り手の個性を出すこと」ではないかと感じました。
入賞した作品はもちろんのこと、一次審査を通過した作品の多くもこうした努力の積み重ねで作られていると思います。
これからも皆さんの、大作・力作を発表する場として続けていけるよう運営側も努力していきたいと考えています。皆様のコンテストへの参加、本当にありがとうございました。
審査員 おにたま
毎年思う事ですが、今年も参加作品の技術的なレベルが非常に高くなっています。
3Dについては、「3Dが動いた。」というものから「3Dを使った雰囲気のある表現。」に成長してきました。
また、技術的進化とは別に、びっくりするようなアイデアや情熱を感じる作品もまだまだ頑張っています。
HSPを使って作品づくりを楽しんでいる人がちゃんといるんだなぁ、と嬉しくなりました。
コンテストをきっかけとして、沢山の人がHSPの世界で楽しんでもらえたら嬉しいです。
参加した皆さん、ありがとうございました。
審査員 うすあじ
今年のHSPプログラムコンテスト2010も好評のうちに閉幕を迎えようとしています
。
毎年の開催そして無事閉幕を迎えられるのも皆様の参加・応援あってのことです
。ありがとうございます。
開催準備や運営、評価選定作業等、いつも大変(特におにたまが…)ではあるの
ですが、個人的にも毎年楽しみなイベントとなっています。
さて今回のコンテストで感じたこと。
3Dゲーム作品に関してはもはや特別高度なジャンルではなくなったかのように、
多数の出品、若年層からの出品があります。
HGIMG3やE3D等のフォローアップが充実していたせいか、この分野での全体レベル
の底上げを感じました。これは最高にうれしいことです。
同時に出品作品全般のレベルが上がったことから、HSPビギナー層の参加控えもあ
ったのではないかと懸念しました。
トップクオリティの作品がこれだけあるということは、中小レベルの作品群はさ
らに多く、参加控えで在野に埋もれているのではないかと思っています。
HSPプログラムコンテストの本針は、あらゆるつくり手に多くの人に注目してもら
える発表の場を提供したいとの思いから開催されたものです。
まさに「参加することに意義がある」場として設けたイベントなので、技術的に
高度なものや、上級者のパワーに気押されせずに
「技術はまだないけど、アイデアを見て!」「こんなの作りたかったんです!」
など、思いのこもった作品をぜひ公開してもらいたいと思っています。
審査員 悠黒
喧史