受賞者「Arue」さんのコメント
まさかの身に余る賞を有難うございます。
本作は9月末日に突如企画し、ゼロからの開発となりました。
過去幾度も挫折したRPGを1ヶ月で作るなんてばかげてる…と葛藤もありました。
短期間でここまでできたのはhgimg3の比類なき作り易さのおかげです。
おかげでグラフィックにも多く時間を割く事ができました。
ですが最後まで調整に追われ少々荒があったのは自覚しています;
既にご指摘のある人物の影の他にも、調べる事ができる井戸や枯木にイベントが無いのも厳しい日程の中涙を呑み諦めた部分の名残だったりします。
沢山のご感想も有難うございます。
最後まで遊べたという感想をいただけた事が本当に嬉しかったです。
Win98でも動いたという声を聞いた時、どんな環境でも同じ様に
動作する事の素晴らしさを痛感しました。
hgimg3の優れた互換性は一つの大きな強みだと思います。
今後もHSPの発展を応援しつつ活動を続けたいと思います。
審査員「おにたま」のコメント
作者のArueさんは、2007年の一般部門・最優秀賞「Another Bound」に続いての受賞になります。その間も積極的に創作活動を続けていて、着実にそして緻密に完成度を上げてきていると思いました。ある意味、完璧主義と感じられるほどの作り込み、細やかな気遣いなどの影に数々の試行錯誤があったことは想像に難くないです。
技術的にも、映像的にも非常に完成度が高いことは間違いないので、今後も私たちを驚かせてくれる新たな挑戦に期待したいと思います。
ゲーム的にはオーソドックスながら、戦闘システムに一捻りあるところや、カメラワークや演出などの遊び易さが際立っていました。1つだけ気になったのは、キャラクターの影がないことです。色々と理由があってのことだと思いますが、惜しい点ではありました。
審査員「うすあじ」のコメント
3D表現、ゲームシステム、音楽など、非常に良くできている作品です。
特に3Dに関しては、水の表現や光の効果的な使い方、カメラワークなど、作者のこだわりが感じられます。ゲームシステムでは、キャラクターのレベルアップの時にボーナスポイントを自由に振り分けられる仕組みも面白いですね。
とても高いレベルの作品で、HSPでここまでできるのは正直驚きました。
今後の作品にも注目していきたいと思います。
受賞おめでとうございます。
審査員「悠黒喧史」のコメント
市販ソフトで売っていてもおかしくない程の完成度に驚きました。技術、デザイン、ゲーム性、どれをとっても非のうちどころなし。
ユーザに対する配慮、操作性、演出面などにも隙の無い作りこみがなされています。クオリティだけじゃなく、これだけのものを作り上げる力量も労力も並みじゃないパワーが要りますよね。
そのエネルギーも大きな才能だと思います。老若男女で楽しめるゲーム内容も良かったです。
おめでとうございます。
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