(オープンな雑談ということで一つづつレスを書いていませんが書き込みは全部読ませて頂いています。
いろんな意見がきけて楽しいし勉強になります。)
私はネット上でこの「国産」テーマについて時々書き込むことがあります。
それは、いまの若い人に
「ああ、そうか。ハードウェア本体も自分で作っちゃうという発想もあるよね」
という発想の幅をひろげてほしいと思うからです。
それが実際に国産端末(国産パソコン)全盛期を知っている世代の「伝える責任」
のような気がしているからです。
アップルやグーグルのすばらしさは、私があらためて語る必要はないと思います。
けれど、その巨大なIT企業も決してそんなに大昔からあったわけではなくて、
いまの若い世代のひとがやる気になったら一代でつくれる
数十年というくらいの歴史しかありません。
アプリ作り、ゲーム開発も面白い。
けれど、さらにもっと大きく幅の広い発想もできる、
プログラム言語を自分でつくることもできるし、
OSだって自分でつくることができる。
パソコン本体だって自分でつくることができる。
そういうことに気づくきっかけになったらいいなと思い、
ときどき、このテーマの話をしています。
それと同時に、
自分自身でつくることができなくても、
日本国内にそういう新しくて、前向きな、生産的な動きや挑戦があったときに、
応援したり、実際に声をあげて後押しする空気をつくってあげることもできる、
そういうことも伝えたいと思っています。
MSX3に対する私個人のいまのところの率直な感想:
価格の問題もあり、いますぐ大人気になったり、流行ったりするかはわかりませんが、
学校の公教育の現場にまとめて採用されて大量生産される見通しが立てば、
価格は下げられるのではないかと思います。
(まとめて導入すると、買い換え時に並列スパコン化再利用もできるかも。)
いますぐ全国の学校のすべてのパソコンを日本製にしようとは言いませんが、
全国の半分は現在の優れた海外端末としても、もう半分は国産端末にしようという動きがあっても良いのではないか
と考えています。
MSX3 の挑戦がうまくいってもいかなくても、この挑戦に関わった人たちのノウハウは日本国内に残り、
成長の種になるだろうと思います。
また、この挑戦から学んだり「ここは失敗だからこう直そう!」と考える次の世代が、
値段も性能もさらによい、MSX3のさらにその次の日本製端末を生み出すことができるかもしれませんよね。
(長文すぎる気もするので、あとで自分のブログへ移動するかもです。)
【日本の国産端末、言語、アプリ、サービス 応援まとめ】
https://junji.jp/net/hsp3/made-in-japan/