スクリプトの可読性をあげるために、普段やってる作業を書いてみました。
・こまめにコメントを入れる。
人は忘れる生き物です。昨日の自分は赤の他人、と思ってコメントを入れるようにする。
スクリプトの半分がコメントでも気にしない。
・タブでインデント(段差)をつけてifやrepeatの範囲を分かりやすく。
・#includeを使ってファイルごとにサブルーチンを管理。
このファイルは描画系、このファイルは計算処理系…などと整理する。
ファイルの先頭にはコメントで内容の説明を書いておく。
・命名規則を考える。
変数命、ラベル名などはその場で適当につけるのではなく、名前を見ただけで意味や種類、機能が一目で分かるようにつける。
例えば変数。sz〜なら何かのサイズ、str〜なら何か文字列、といった具合。一般的な例はググってください。
また、キャメルケースで書くようにすると読みやすくなります。
・変数一覧やサブルーチン一覧、また処理の概要をメモしておく。
テキストファイルにメモしておくといいかと。これはすでに実施済みのようですね。
しかしきちんと命名規則を決めておけば、このメモはあまり頼りにせずにすむでしょう。
・処理ごとに線で区切る。(checkさんが言ってるのとかぶります。)
サブルーチンのみならず、大きな処理の区切りには線など入れると区切りが分かりやすくなります。
線を入れるほどでもないような所は、空行を入れて区切りとしてもいいでしょう。
そういえばHSP開発wikiにいろんな人の「線」のパターンが紹介してるページあります。参考にされてみては。
・処理はまとめて整理する。
使用頻度にかかわらず、全体の流れを見やすくするため、まとまった処理をサブルーチンで分けます。
メインループがこんな感じですっきりします。
*main
...
gosub *idou ;←ここでしか使わないが、別の場所に書くことでメインがすっきり!
gosub *hantei
gosub *byouga
...
goto *main
また、使用頻度がある程度高いものなどはモジュールにまとめたりします。→後から別のソフトでも再利用できる。
・モジュールを作ったらマニュアルも作る。
命令を作った所にコメントで使い方を書いておく。hsは配布予定があれば作る。
・サブルーチンの先頭には処理の概要を書いておく。
こんな所でしょうか。
ところで私は普段使ってませんが、サブルーチンの移動は、HSPスクリプトエディタのメニューから
カーソル -> ラベル一覧
を使うと一気に飛べて便利です。