激遅レスで申し訳ないです。
俺も新機能を追加した次期バージョンを開発するよりも、初心に返って、
誰にでも易しく、もっと手軽に扱える言語にして欲しいと思います。
「誰でも簡単に手軽に書ける言語」が HSP の謳い文句です。
昔は確かにそうでしたが、最近、特に WinAPI を直に触れるようになってから、
HSP は混沌と化して来たと思います。
WinAPI は確かに多くの機能を提供してくれますが、「難解・面倒」過ぎて、
HSP の「簡単・手軽」という方向性にはあまりにもミスマッチし過ぎています。
そもそも、これまで必死に隠蔽しようとしていた Windows のドロドロとした
汚らしい部分を、一変しておおっぴらに公開しちゃうのはなんだかな〜と思うのです。
少なくともこれからプログラミングを始めようする人達にとって、まるで全く
別の言語なんじゃないかと錯覚してしまうようなこの煩雑さは、単なる障害に
しかならないのではないでしょうか?
HSP が他言語に対して優位なのは、この「簡単さ・手軽さ」だと思います。
このキラリと光る個性を貪欲なまでに追求して伸ばしていった方が
HSP の将来にとって良いんじゃないでしょうか?
手軽に扱える位にまで洗練された機能だけを追加していって、
WinAPI を直に扱うような複雑な物は、HSP++ とか言う名前の
別言語の扱いにしちゃう位の区別化をすれば良いんじゃないでしょうか?
そうすれば初心者も変に迷ったり悩んだりせずに済むと思います。
そういうわけで、HSP をより「手軽」にするためのいくつかの要望をば。
1.システム変数 cnt は 2 重以上のループにおいて、内側のループ中で
外側のループの cnt を参照出来ない。これを参照可能にする。
repeat 5
repeat 2
mes "" + cnt + ":" + cnt(1)
; cnt(1) と書くと 1 つ外側の cnt をアクセスした事になる!!
loop
loop
2.システム変数 dir_cmdline には、C 言語の main 関数の引数 argv と違って
パラメータが分割されずに渡される。分割してくれると使い勝手が良い。
dir_cmdline = "C:\Documents and Settings\Owner\file.txt C:\ok.wav"
と渡されるより、
dir_cmdline(0) = "C:\Documents and Settings\Owner\file.txt"
dir_cmdline(1) = "C:\ok.wav"
の方が手軽だと思ふ。
3.PHP の break 2 や continue 2 のようにネストしたループを一気に抜ける。
http://www.phpbook.jp/tutorial/for/index3.html
とりあえずこの 3 つ。些細な事だけど、これが在るのと無いのとでは生産性に
ものすごい違いが出てくるんじゃないだろうか?
このように、見過ごされてきた HSP をより扱いやすく出来る点はまだまだあると思うので、
無闇に高度な事ばかり追求せずにこういった事にも気を配って行って欲しい所です。
長文失礼しました。