HSPはその辺のことを勝手にやってくれるようになっていて、普段意識することはまったくないものですが、ここでいう「クラス」とはWindowsのプログラムで必ず扱うことになる要素です。
もし理解したければHSPだけの勉強では絶対に済まなくなります。
…が、
とりあえずHSPのaplナントカを使ってみたいのであれば、以下のスクリプトを実行してみてください。
#uselib "user32.dll"
#func global GetClassName "GetClassNameA" int,int,int
#func global WindowFromPoint "WindowFromPoint" int,int
sdim classname,256
screen 0,320,24,0 : gsel 0,2 :
title "カーソル位置のオブジェクトのクラス名."
mesbox classname,320,24,0,256
*MAIN_ROUTINE
classname=""
WindowFromPoint ginfo_mx,ginfo_my
GetClassName stat,varptr(classname),256
objprm 0,classname
wait 10
goto *MAIN_ROUTINE
実行すると、マウスカーソルを当てたところにあるもののクラス名を表示します。
この「あるもの」というのが「オブジェクト」です。ボタンだったりスクロールバーだったりいろんなオブジェクトがあります。ウインドウそのものもオブジェクトです。
画面上のいろんなところに当ててみてください。
Windowsの画面に見えているものが、いろんな「クラス」の「オブジェクト」でできているのがわかりますよ。