HSP3.1からこれまであったHTML命令リファレンス(hspref.htm)と命令索引(hsppidxf.htm)、それに関するHTMLリファレンスファイル(help_*.htm)が廃止され、リファレンスは『HSP HELP Browser II』(以下、HHX)で使用されるHSファイルに統一されました。
(上書き上書きで使っている私は3.1にしてもHTMLリファレンスが残っている)
スクリプトエディタのヘルプメニューも若干変更され、[HSPキーワード検索]と[HSP命令リファレンスを開く]はどちらもHHXを起動します。
注意していただきたいのはHHXにはHSエディタが内蔵されているため、以前と比べてHSファイルへの追記が容易になっています。
これを使ってHSファイルで足りない情報(サンプル、備考など)を各自で追加している方は、β版などを上書きする際は注意してください。
標準命令buttonなどのHSファイル(i_*.hs)はβ版の際にも配布されます。
β版上書きによって各自追記したHSファイルに、追記されていないHSファイルを上書きしてしまう可能性があります。
(例えばbutton goto命令は「サブルーチンネストをリセットする」などの注意書きをHSファイルにメモしても、上書きによって消える可能性がある)
今更いう事でもないですが、(以前よりも慎重に)アップデートの際はバックアップをとって行ったほうが良さそうです。