「HSPプログラムコンテスト2016」に応募いただきありがとうございます。
おかげさまで、多くの作品エントリーを受け付け盛況のまま締め切ることができました。
コンテスト審査の結果、以下の52作品を入賞作品として選考致しました。
コンテストに参加いただいた作者の皆様、協賛企業様、そして応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
これからも、引き続きHSPとそのコミュニティをご支援いただければ嬉しいです。
受賞された作者の方々には、メールにてご連絡をさせて頂きます。その際に掲載された内容についてご確認下さい。
12月3日になっても連絡を受け取っていない入賞者の方は、コンテスト事務局までメールにてご一報くださるようお願い致します。
2016年12月1日
HSPプログラムコンテスト2016 実行委員会
総評
毎年、楽しい作品を見ることができて、私たち審査員は幸せです。
今年も驚くような発想の作品に出会うことができました。
そして、驚くほど高度な技術の作品にも出会うことができました。
長いHSPの歴史の中で、様々な人の繋がりができて、現在の形になっていると思います。
今後も変化の早い世界の中で、HSPをきっかけに楽しい人や作品に出会えたらいいですね。
コンテストへの参加、ありがとうございました。
これからもHSPをよろしくお願いします。
審査員 うすあじ
さて、我々の良く知るスタイルのコンピューターゲームが1970年代に登場してから、80年代の黎明期には多くのゲームジャンルが確立され、世界中に広がり爆発的な発展を遂げてきた今がまさに全盛期だと思います。
昨今のゲームはテクノロジーもコンテンツも十二分に成熟し、市場は飽和して、個人的にはこの先があるのかと思えるほどなのですが、本コンテストの作品群にはいまだフレッシュな驚きを感じさせてくれるものが登場し、コンピューターゲーム革新の芽はまだまだ尽きないのだと感心させられてしまうのです。
2003年から始めたHSPプログラムコンテストも今年でなんとまぁ14回目となります。これまでに数千を超える応募作にめぐまれ、熱も冷めずに何とかやってこれました。すべてはHSP愛あふれる沢山のユーザの皆様のおかげで、あらためて深謝申し上げたいと思います。
自由な発想をかたちにできるのがゲームの世界の醍醐味。これからも想像力を糧にゲームの未来を築き、その一翼をになう皆さんと、共にHSPを楽しんでいけたらと願ってやみません。
審査員 悠黒 喧史
コンテストを重ねるごとに、深みのある作品が増加しているように感じます。
今回は、短時間で遊べてなおかつ、プレイヤーを飽きさせない工夫が詰め込まれている作品が多くありました。審査ということを忘れ、腰を据えてじっくりと作品を楽しめました。
操作性が良く、グラフィックの美しさや楽しさに魅了される作品や、探索意欲が湧き、隅々までやり込める作品など、それぞれ方向性の違う楽しさの参加作品に出会えました。
また、前回のコンテストからさらにパワーアップした作品もあり、試行錯誤を重ねて素晴らしい作品に仕上げる過程を楽しめるところも、本コンテストの魅力です。
HSPプログラミングでのゲーム開発には、無限の可能性を感じます。これからも素敵な作品に出会えることが楽しみです。
協賛社 ふりーむ!様
まず、作品を応募された方々、協賛社、後援者、そしてコンテストのサイトを訪れて頂いた皆様に感謝したいと思います。
10年前に比べると、作品を発表する機会は増えていますが、その中でこのコンテストを選び、興味を持ってもらえるのは、多くの皆様の支援と努力の蓄積だと感じています。
作品を評価し、多くの人の目に触れること、そして商品化や海外配信などのより大きなステージに進むチャンスを秘めている場としての意義は年々高まっていると思います。
HSPの祭典というだけでなく、多くの人たちが楽しめて、将来の糧となる大きな催しとして続けていけるよう、今後も活動を続けていきたいと考えています。
さて、コンテスト作品の方は長年作られていた大作あり、充実したツールありと豊作でしたが、特に学生作品、10代の新しい才能が多く見られたことが嬉しかったです。新しい感性で時代を切り拓くパワーをこれからも持ち続けてもらいたいと願っています。
そして我々運営側も、新しい時代に対応できるようさらに努力を続けていく必要があると思います。
10年ひと昔と言いますが、これからの10年を継続できて、より良い作品と人々が集う場所であることを願っています。コンテスト、HSPともども、これからも宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。
審査員 おにたま