ゆめみる爆弾―ELOPE― 説明書

Presented by Inae


目次

動作環境

インストールとアンインストール

ストーリー

ゆめみる爆弾―ELOPE―の説明

ルール説明

操作説明

画面説明
 ・タイトル画面
 ・チュートリアル画面
 ・ステージ選択画面
 ・プレイ・編集画面

データの引き継ぎ

著作権等

履歴

あとがき

連絡先


動作環境

OS:Windows
画面のサイズ:640×480ピクセル以上
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インストールとアンインストール

 インストールはZIPファイルを解凍するだけです。 レジストリ等は一切変更しません。 アンインストールは「Elope.exe」の入ったフォルダごと削除するだけで大丈夫です。
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ストーリー

 某国の離島にひっそりと建てられた建造物。 長い間潮風にさらされて変色した壁、決して機能的とは思えない小さな窓、辺り一面に広がる背の高い枯れ草。 一見ただの忘れ去られた倉庫に見えるそれは、実は軍部の特殊兵器研究所だった。
 外見とは裏腹に、灰色を基調とする無機質な通路。 最先端科学技術の結晶たる物質瞬間輸送システム――通称白い床――によって複雑に絡み合った内部。 その最奥では、今後の戦局を左右しうる新型爆弾の研究が進んでいた。 知能を持つ爆弾――ブレインボムである。
 従来の大破壊力・高性能センサー志向に対する新たな方向性として軍部が目をつけていたのは、 知能を持ち、自ら判断して敵を攻撃する爆弾だったのである。 知能による行動は、諸大国のスーパーコンピュータにも完全に予測することはできない。 そうして2つ、いや、2人の試作ブレインボム、「BR-GARNET」と「BR-EMERALD」が創られた。 2人の試作機は研究所内で軍部による教育を受けることになる。
 しかし周囲の期待をよそに、2人はやがて恋に落ちてゆく。 自由への憧れを抱くようになった2人は駆け落ちを決意するが、 2人の前に立ちはだかったのは軍部によって派遣された量産型ブレインボムの群れであった。 軍部にとって2人はもはや邪魔者でしかなかったのである。 2人は無事に研究所から逃げ出すことができるのだろうか・・・。
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ゆめみる爆弾―ELOPE―の説明

 「ゆめみる爆弾―ELOPE―」はステージクリア型パズルゲームです。 プレイヤーは2つの爆弾を操作して各ステージクリアを目指します。 前作「ゆめみる爆弾」のルールを土台にパズルとしての可能性が飛躍的に広がっています。 また、ビジュアル面の質も前作と比べ非常に高くなっていると自負しています。 前作を遊んで下さった方にも、そうでない方にも十分に楽しめる一品です。
 今回の作品では、ヘルプ機能の充実を図っています。 今見ている通常のヘルプファイルに加え、ゲーム内で3種類のヘルプを受けることができます。 この3種類のヘルプ機能を使いこなせれば、このヘルプファイルを読まなくても大丈夫です。 まず、ゲームのルールや操作方法等を実際にプレイしながら学ぶことのできる「チュートリアル機能」です。 タイトル画面から「はじめて遊ぶ」を選択することによって見ることができます。 次に、ルールや操作方法をプレイしながら参照することのできる「タブ機能」です。 プレイ・編集中にウィンドウ下方にマウスを近づける(またはタブキーを押す)と10種類のタブが表示され、それをクリックする(または対応するキーボードの数字キーを押す)と見ることができます。 そして、極めつけはちょこっと確認したいときに使える「お手軽ヘルプ機能」です。 いつでもウィンドウ内で右クリックをすれば、右クリックした先の物体・画面の説明を見られます。 以上3種類のヘルプ機能で、快適なプレイを支えていきます。
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ルール説明

 このゲームで「爆弾」とは「ステージ内に存在する色のついた球」のことを表します。 プレイヤーは桃色爆弾と緑色爆弾を操作して、ステージ内に設けられたゴール地点(白い床)にどちらか一方を無事送り届けることを目的とします。
 ステージ内には敵の爆弾も存在し、プレイヤーの操作する爆弾を狙っています。 敵の爆弾は水色、青色、黄色、赤色の4種類です。 敵の爆弾は各爆弾から上下左右4方向の壁までの領域を視界として見張っています。 水色爆弾は動きませんが、青色爆弾、黄色爆弾、赤色爆弾はプレイヤーの操作する爆弾が視界に入ると寄ってきます。 その際、途中に穴があると青色爆弾は穴にはまってそれ以降は動かなくなります。 また、黄色爆弾と赤色爆弾は穴にははまらず、直前で停止します。
 爆弾同士はタテヨコに接触すると爆発してしまうという性質があります。 これは敵の爆弾とプレイヤーの操作できる爆弾の場合のみならず、敵の爆弾同士、プレイヤーの操作する爆弾同士にも言える性質です。 さらに、赤色爆弾は爆発するとそのマスと上下左右の4マスの計5マスを穴に変えてしまう特性があります(ステージの端の壁は除く)。 プレイヤーの操作できる爆弾が爆発してしまうとステージ失敗となり、やり直しとなります。
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操作説明

 「ゆめみる爆弾―ELOPE―」を起動するには「Elope.exe」を実行してください。

【全般】
お手軽ヘルプ画面内で右クリック
ウィンドウモード変更F4

【タイトル画面・ステージ選択画面】
選択マウスポインタ/矢印キー
決定左クリック/ENTER
終了する/タイトルに戻るESC

【プレイ画面】
桃色・緑色爆弾の操作矢印キー
操作先爆弾の変更ENTER
ステージやり直しSHIFT+ENTER
編集モードに変更F6
画面のスクロール画面内ドラッグ/AWDS
タブの開閉タブ上でクリック/キーボードの数字キー
ステージ選択画面に戻るESC
ステージ縮小表示ON/OFFSPACE
ステージ縮小表示の移動縮小表示ウィンドウをドラッグ

【編集画面】
プレイモードに変更+保存F5
地形(または地形削除)の選択MAKEタブにて地形(またはDEL)をクリック
地形の配置(または地形の削除)画面内にてマウス左
画面のスクロールMAKEタブMOVE選択時に画面内ドラッグ/AWDS
タブの開閉タブ上でクリッ/キーボードの数字キーク
ステージ選択画面に戻るESC
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画面説明

タイトル画面

 「ゆめみる爆弾―ELOPE―」を起動してしばらくすると下図のタイトル画面になります。
 「はじめから遊ぶ」を選択・決定すると、ゲームの説明を受けながらプレイするチュートリアルを受けられます。 初めて遊ぶ時にはぜひご利用ください。 詳しくはチュートリアル画面の項目をご覧下さい。
 「つづきから遊ぶ」を選択・決定すると、(ストーリー)プレイモードで好きなステージに挑戦できます。 ステージ選択画面でステージを選んでゲームを開始します。 ステージに挑戦する順番は自由ですが、後の方のステージに挑戦するにはある程度前のステージをクリアしている必要があります。
 「ステージを作る」を選択・決定すると、編集モードとしてステージを自分で作ることができます。 ステージ選択画面でステージを選んで編集を開始します。 作ったステージは保存することができます。
 「自作ステージを遊ぶ」を選択・決定すると、プレイモードとして作ったステージを実際にプレイすることができます。 ステージ選択画面でステージを選んでゲームを開始します。 編集モードではクリア状況によらず存在するすべてのステージに挑戦することができます。
 「ボーナスを見る」を選択・決定すると、ステージクリア時にたまに見ることのできるボーナス画像を見ることができます。 すでに見たボーナス画像のみ表示するので、初期状態では何も表示されずにゲーム起動時に戻るだけです。
 「ゲームをやめる」を選択・決定すると、「ゆめみる爆弾―ELOPE―」を終了します。

チュートリアル画面

 上図がチュートリアル画面です。 チュートリアル画面では画面下方に説明文が順次表示されます。 その説明をよく読んで理解し、先へ進んでいってください。 なお、チュートリアル画面は、画面下方の説明がある他はプレイ・編集画面と同じです。

ステージ選択画面

 上図がステージ選択画面です。 中央に縮小されたステージが表示されます。
 ステージの表示の上には、現在中央に表示しているステージのステージ番号が表示されています。 また、今は表示されていませんが、必要に応じてその横にステージの情報が表示されます。 「CLEAR!!」と表示された場合はそのステージをすでにクリアしています。 「SECRET…」と表示された場合はそのステージにはまだ挑戦できません。 「NO DATA」と表示された場合はそのステージのデータがありません。
 ステージの表示の下の文字でステージの変更等を行います。 「前へ」を選択・決定すると前のステージに変更します。 「次へ」を選択・決定すると次のステージに変更します。 「戻る」を選択・決定するとタイトル画面に戻ります。 「開始」を選択・決定するとゲーム、または編集を開始し、プレイ・編集画面に移行します。

プレイ・編集画面

 上図がプレイ画面です。 ウィンドウ全面にステージが表示されます。 マウスをウィンドウ下方に近づけるかタブキーを押すと上図のようにタブ(下の方にある10個のブロック)が現れます。 それらをクリックするかキーボードの数字キーを押すことによって、操作方法など様々な情報を得ることができます。
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データの引き継ぎ

 プレイヤーの各ステージのクリア状況は「save.dat」というファイルに保存されています。 ソフトのバージョンアップの際にクリア状況を引き継ぎたい場合には、「save.dat」というファイルを旧バージョンのフォルダから新バージョンのフォルダへコピー&ペーストしてください。 すべてのステージのクリア状況が引き継がれます。
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著作権等

 本ソフト及びソフトで使われている音楽・効果音・画像の著作権はその作者であるいなえに有します。 これらの著作物を無断で公衆配布したり改変したりすることは著作権法により禁じられています。 また、作者は本ソフトによって生じたいかなる損害についてもその責任を負いません。
 本ソフトはHot Soup Processor ver 3.1を用いて作成しました。 また、効果音はKanaWave Version 0.12を用いて、音楽はMuse Ver4.9を用いて、ボーナス画像はPixia ver.4.1eを用いてそれぞれ作成しました。
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あとがき

 「ゆめみる爆弾―ELOPE―」をダウンロードしていただき、ありがとうございます。 途中でPCが故障したこともありずいぶん制作に時間がかかってしまいましたが、何とか公開までたどり着きました。 以下、制作後に考えたり感じたりしたことをだらだら書いていきます。
 前作からのパワーアップを顕著にするためステージ数の大幅増量を計画し、制作初期には100問も作るつもりでした(前作は20問)。 結局のところ60問に落ち着きましたが、それでも十分なボリュームだと思います。 もちろんすべてオリジナルです。 実のところ、ステージは短い期間に集中的に量産しました。 一応注意して作ったつもりですが、もしかすると同じ手順が多用されているかもしれません。 テストプレイ時には特にそうは感じませんでしたが。
 さて、このソフトはビジュアル面にかなり力を入れて制作されています。 というのも、前作「ゆめみる爆弾」のグラフィックがあまりに貧弱だったからです。 「これで力を入れただって?」と思われる方も多いと思いますが、 前作をプレイされた方には一目見てその違いが分かることと思います(それ程前作はひどかった)。 ステージの増加に従い、ボーナス画像の量も増大。 ステージ数が60問に落ち着いた原因の1つに、ボーナス画像を描く手間があったのです。
 音楽についても書いておきましょう(前作はBGMがありませんでした)。 起動時に流れる音楽は、ジャズ風の曲になる予定でした。 が、作り始めるといつの間にか妙に日本音階のメロディーが・・・。 行き当たりばったりで作るのは怖いものです。 なんだかんだで重い曲を作ってしまったので、「じゃあプレイ中に流れる音楽は軽いものを」とプレイ中の音楽を作り始めました。 そして出来上がったのは、なんだかまぬけな曲(手拍子つき)。 ピアノの練習曲にありそうな感じです。 そういえば、今回の曲は共にピアノ曲にしてしまいました。 まぁそれもありでしょう。
 ストーリーはもちろん後付けです。 ハチャメチャな展開を見れば一目瞭然(「白い床」って・・・)。 前作との関係は全くありません。 名前については当然、桃色爆弾が「BR-GARNET」で緑色爆弾が「BR-EMERALD」のつもりです。 ついでに他の爆弾にも名前を付けておきます。 水色爆弾は「BR-AQUAMARINE」、青色爆弾は「BR-SAPPHIRE」、黄色爆弾は「BR-TOPAZ」、赤色爆弾は「BR-RUBY」。 わーい、宝石ばっかり!! ちなみに頭の「BR-」は「brain」の略です。 ロボットの名前が「R」から始まるのと同じノリで。
 キーボードでの操作拡張は結構手間がかかりました。 マウスを使った操作性を確保しつつキーボード操作も可能にするので、ユーザにとってはかなり自由度の高い操作性になったかと思います。 その分プログラムが複雑になります。 豊富なヘルプ系統もすべて書き直す必要がありますし。
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履歴

2008/09/17ver 1.21各ステージの初期視点位置を改良
2008/08/08ver 1.20キーボードでの操作拡張。
2008/08/05ver 1.15チュートリアルの説明早送り機能追加。
2008/07/30ver 1.14誤字修正。
2008/01/23ver 1.13ステージ縮小表示機能の改良。
2008/01/23ver 1.12穴にはまった青色爆弾を見分けやすく色変更。
2008/01/23ver 1.11編集モード改良。
2008/01/23ver 1.10誤字修正。
2008/01/01ver 1.00公開。
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連絡先

 ご意見、ご感想、バグ報告等は、以下のホームページの掲示板にお願いします。 バグの速やかな修正に役立てると共に、ソフト制作や改良の参考にさせていただきます。

いなえの鉛筆 http://www.geocities.jp/inaeggmon/


 また、どうしても個人的に連絡したい場合は以下のメールアドレスへどうぞ。

inaeggmon@yahoo.co.jp
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