□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 今日、何してたっけ? v0.1 2007/10/25   (KYOU-NANI) mine □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■「今日、何してたっけ?」について 「今日、何してたっけ?」は、パソコンで開かれるウインドウの 名前を記録しておいて、どのくらい開いていたのかの時間を集計し 表示するものです。 「今日、一日何してたんだっけ?、一体一日何をしてるんだろう?」 とふと知りたくなって 作ってみました。 (たぶんこういうソフトあると思う…。でもちょっと作ってみたくなった。) 主な機能は下記の通りです。 ・常駐し、パソコンで開いたウインドウの名前と時間、秒数を記録します。 ・最前面だけの時間を記録する、  開いたウインドウ全てを記録する、を選択できます。 ・通常は最前面だけの時間を記録、アクティブなウインドウを集計し、  実際アプリケーションを操作した時間が分かります。 ・開いたウインドウ全て(最前面でないウインドウも含む)モードでは、  裏で動いているウインドウも記憶、集計します。 ・キーワードを指定し、ウインドウの名前に含まれていれば、まとめて集計  する機能があります。 ・記録秒間隔を指定できます。(秒単位) ■動作環境 Microsoft Windows 95 以降 こちらではMicrosoft Windows 2000,XPで動作を確認しました。 98,Vistaも大丈夫だと思います。(確認していないだけです。) ■インストール ・ダウンロードしたファイルを解凍して下さい。 下記のファイルが解凍されます。これらのファイルを 適当なフォルダに置いてKYOUNANI.EXEを実行して下さい。 ・KYOUNANI.EXE 常駐プログラム本体 ・SET.EXE 設定プログラム本体 ・SUM.EXE 集計プログラム本体 ・HSPDA.DLL HSP拡張DLL(集計プログラムで使用) ・KYOUNANI.INI 初期設定ファイル(常駐プログラムで作成されます。) word_list.txt キーワードリストファイル(キーワードの一覧ファイルです。) ・README.TXT このファイル(説明) ・logフォルダ 常駐プログラムや集計プログラムで作成されます。 下記のlogファイルを格納するところです。 ・9999-99-99-log.txt 時間、ウインドウタイトルが記録されるlogファイル 99...には、日付の数字が入ります。 ・SRCフォルダ (ソーススクリプト、アイコンが入っています。実際の動作に関係ありません) KYOUNANI.HSP 常駐プログラムソース SET.HSP 設定プログラムソース SUM.HSP 集計プログラム trayicon.hsp HSP3でタスクトレイアイコンを作るモジュール 0.02 (月影ともさん) ICOフォルダ (アイコンが入っています。センス無くてすみません(^^;) KYOUNANI_MAIN.ICO KYOUNANI_SUM.ICO KYOUNANI_SET.ICO ■アンインストール レジストリへは何の情報も書き込んでいませんので、インストール先の フォルダ内のファイルをすべて削除するだけです。 ■使用法 【1】 KYOUNANI.EXEを起動します。 手動でもいいですが、任意にスタートアップなどに登録して 使用してください。 初回起動時は、設定画面が開きます。 通常は、「設定を保存し常駐プログラムを起動する。」 のボタンを押してください。 【2】 常駐して、開いたウインドウの名前を記録し始めます。 開始時間:ウインドウを開いた時間 終了時間:ウインドウを閉じた時間 終了時間:ウインドウを閉じた時間 秒数  :ウインドウを開いていた秒数 ウインドウタイトル:ウインドウの名前 をlogフォルダの中にその日の日付を元にしたファイル名で 記録していきます。 今日が20071年10月31日ならば、 2007-10-31log.txt というファイル名で記録されます。 【3】 常駐プログラムは、タスクトレイにアイコンが表示され、 その上で、右クリックをすることでメニューが出てきます。 選択できる項目は、 ○ [集計を起動] ○ [OK] ○ [設定] ○ [常駐終了] [集計を起動]は、集計画面を起動し時間を表示します。 [OK]は、 単に右クリックメニューを閉じます。 [設定]は、 設定画面を起動し設定をします。 [常駐終了]は、 常駐プログラムを終了させます。 【4】 [集計を起動]は、logファイルを元にして、ウインドウの開いていた時間 を集計して、表示します。時間の多いもの順に表示されます。 初回起動時は、キーワードリストファイルが新規作成され、 「キーワードリストファイルを新規作成しました。...」と表示されます。 [OK]を押して、集計画面が開いたら、まとめたいキーワードを設定してください。 (あらかじめ、何件か入っていますので、しばらく様子をみてください。) 集計画面で表示される項目は、 ○logファイルの名前(初期値は、今日の日付のlogファイル) ○logフォルダの使用容量 ○logファイル中の秒数の合計時間 ○キーワードリストの内容 ○リストの言葉を含むものの合計時間 ○リストの言葉を含むまないその他の合計時間 ○logファイルの内容 です。 キーワードリストの登録変更を行うには、右上のリストに キーワードを入力し、[書き換え]ボタンを押します。 たとえば、ブラウザなどでインターネットを閲覧した時 IT特集 - Microsoft Internet Explorer パソコン特集 - Microsoft Internet Explorer 特集ABC - Microsoft Internet Explorer 等となってブラウザを使用した合計の時間がわかりません。 そこで、キーワードリストに - Microsoft Internet Explorer - Outlook Express - Microsoft Word Microsoft Excel - 等といれると、まとまった時間がわかります。 読み込むlogファイルを変更する場合は、 logフォルダの中のファイル一覧から該当ファイルを選び [読み込み]ボタンを押します。 ●メモ● 集計画面を閉じても、常駐プログラムは、常駐を解除しません。 (設定プログラム起動時のみ、常駐解除します。) logフォルダの使用容量が10MB以上になると、 logフォルダの使用容量の表示が赤色になります。 適当な時期に削除などをしてlogフォルダ内を整理してください。 (その時は、必ず常駐を解除しておいてください。) 【5】 [設定]は、ほとんど使用しません。 選択すると、常駐プログラムが終了されることの確認が表示されます。 [はい] を選んだ場合は、常駐プログラムが終了され設定画面が表示されます。 [いいえ]を選んだ場合は、ダイアログを閉じ常駐を続けます。 設定画面を起動したあとは、設定画面で設定後、必ず常駐プログラムを 起動する様にしてください。 設定画面で設定できる項目は、 ○最前面ウインドウのみを記録するのON/OFF ○記録間隔(秒) です。 ・最前面ウインドウのみを記録するにチェックが入っていれば、 現在、最前面になっているウインドウのみの開始時間を記録し、 そのウインドウを閉じたり、他のウインドウが最前面になったら その時間を、終了時間とし、最前面になっていた秒数を計算し logファイルに書き込みます。 例(AもBも、どちらも開きっぱなし、最前面だけ切り替え) Aウインドウ ------ -------------- Bウインドウ --------- 記録対象 ------ --------- -------------- 合計の時間は、常駐を開始してからの継続時間になります。 (シングルタスク的な記録になります。) ・最前面ウインドウのみを記録するのチェックをはずした場合、 現在、開いている全てウインドウの開始時間を記録し、 閉じられたウインドウは、終了時間、秒数を計算し logファイルに書き込んでいきます。 例(AもBも、どちらも開きっぱなし、最前面を切り替え) Aウインドウ ------ -------------- Bウインドウ --------- 記録対象 A ------ --------- -------------- +B ------ --------- -------------- 最前面であってもそうでなくてもウインドウを閉じない限り、 開いているという、マルチタスク的な記録になります。 記録間隔(秒)は、大きくするとウインドウのチェックをする間隔が大きくなります。 その秒数以内の短い時間で切り替わったウインドウを認識しない場合があります。 既定値は1(秒)です。 [設定を保存する].......設定ファイルを更新します。 [すぐ設定を終了する]...何もせず設定画面を閉じます。 [設定を保存し常駐プログラムを起動する。]...通常はこれを押してください。 設定ファイルに設定を保存し、常駐プログラムを起動して、記録を再開します。 ■データ形式 ○9999-99-99log.txtの内容は次のようになっています。 【開始】,【終了】,【秒数】,【ウインドウタイトル】 08:14:10,08:14:29,19,受信トレイ - Outlook Express 08:14:29,08:14:30,1,Outlook Express 08:32:34,08:32:40,6,HSPスクリプトエディタ - set.hsp 08:34:36,08:34:38,2,受信トレイ - Outlook Express 12:43:20,12:43:22,2,IT特集 - Microsoft Internet Explorer ■謝辞 ○プログラム本体は、おにたま氏の「Hot Soup Processor ver3.1」で作成  させていただきました。 ○trayicon.hsp(HSP3でタスクトレイアイコンを作るモジュール 0.02)  は、月影ともさん作のものを使用しました。 その他、右クリックメニューや常駐関係のテクニックで多くの方のスクリプトを 参考にさせていただきました。感謝いたします。 ■未対応の部分 ○ちょうど日付をまたぐ時、検証が十分じゃないかも、一応対応していますが…。 ■著作権その他 ○このプログラムはフリーなのでどうぞ自由に御使用ください。なお、  著作権は作者である私が保有しています。転載は自由ですが、事後  でも結構ですのでメールを頂ければありがたいです。また、本ソフト  を運用した結果については、作者は一切責任を負えないのでご了承  ください。 ○ソースは公開します。デザインのセンスが無いのでこの辺が限界か…。  みなさん好きに作りなおして頂いても構いません。解読不能かもしれま  せんが…。その際は、「こんな良いのができたよ!」とメールを頂ける  とありがたいです。 ■サポート ホームページ上、またはメールで。時間が取れなくてお返事が遅れたり したらごめんなさい。m(_ _)m ■開発環境 Microsoft Windows 2000 Hot Soup Processor ver3.1 ■更新履歴 Ver 0.1 とりあえず公開 以上 ■作ってみて、ちょっと感想… パソコンを使っていてなんとなく、今日一日何してたんだろう? なんて思ったわけですよ。 きっと探し方がいけなかったんだと思いますが、ソフト毎に開いていた時間を 表示してくれるものが、ずばり見つからなかったので、リハビリがてら 作ってみました。 作って、使ってみて…。 大したこと、してないなぁ…。orz こんなところです。 HSPで作成したプログラムは、常駐させるのにちょっとメモリーとか 気になりますが、設定、集計プログラムを別プログラムにして、 常駐プログラムは、ウインドウタイトルの記録だけに 専念させることにしたので、常駐サイズは、小さいと思います。 ウインドウをサイズ0にして、最小化すると常駐メモリサイズが 小さくなって助かりました。 (Windows2000でチェックしたら、1,400〜1,700KB程使っているようです。) ちょっとがんばって、常駐させて、 ぜひ皆さんいっしょに orz になりましょう^^ <連絡先>  (E-mail ) mine_soft@yahoo.co.jp (Home page) mine soft URL http://hp.vector.co.jp/authors/VA032074/ Filename : kyounani01.lzh