Start.AX Minifier Ver.0.9β ■何するソフト? Start.AXを圧縮できます。 単なるZIP圧縮などではなくStart.AXの構造を保ったまま圧縮できますので、もしかしたら何かの役に立つかもしれません。 現在HSPTV用のStart.AXには対応しておりません。 ■動作環境 Windows XP 以降なら動作するはずです。 動作確認はWindows 7 Professional 64bitで行っております。 ■免責事項 ・本ソフトウェアは無償で使用できます ・本ソフトウェアに起因して発生した一切の損害について作者は責任を負いません ・本ソフトウェアを改造することを禁じます ・配布は無断かつ自由に行って構いませんが、このファイル(Readme.txt)は改変せずに必ず同梱してください ・上記免責事項に同意できない場合は本ソフトウェアをどのような形でも使用できません ■インストール・アンインストール 解凍したMinifier.exeを起動すると機能が使用できます。 削除する場合は、Start.AX Minifierを終了した後、フォルダごと消去してください。 レジストリは使用しません。 ■使い方 1. 本ソフトウェア(Minifier.exe)を起動します 2. 「入力」欄にある参照ボタンを押下して圧縮前のファイルを指定します 3. 「出力」欄にある参照ボタンを押下して圧縮後のファイルを指定します 4. 圧縮ボタンを押下します 5. しばらく待ちます 6a. 「圧縮完了」のダイアログが表示されたら圧縮成功です 7a. 圧縮成功後、他にも圧縮したいファイルがあれば戻るボタンを押下します 6b. 「圧縮に失敗しました」のダイアログが表示されたら圧縮失敗です 再現するStart.AXファイルを作者へ渡してくだされば原因がわかるかもしれません 8. 手順2.に戻ります ■高圧縮のコツ 本ソフトウェアでの圧縮はデータセグメントの冗長な部分を取り除くことによって実現されています。 (2度以上の同一文字列の参照があった場合に1つを残してカットします。) ですので従来のファイルサイズ削減術を使用しているものはあまり圧縮できないことが多いです。 例えば、 x = "HSP3Dish works on " + "Javascript" y = "HSP3Dish works on " + "iOS" z = "HSP3Dish works on " + "Android" と a = "HSP3Dish works on " x = a + "Javascript" y = a + "iOS" z = a + "Android" の2つのコードでは、無圧縮の場合下のコードの方がサイズを削減できますが、圧縮すると上のコードの方がサイズを削減できます。 このように、なるべく同じ文字列を多く書いたほうが圧縮したときのサイズは小さくなります。 但し、ここで注意していただきたいことが1つあります。 それは、完全一致・後方一致でバイナリ的に同一の場合にのみカットできるということです。 例えば、"Foo"と"Foo"や"Foobar"と"bar"はそれぞれ完全一致・後方一致なのでカットできます。 しかし、"Foobar"と"Foo"や"Foo"と"foo"などではカットできません。 このややこしい仕様に慣れることができれば、高圧縮も割と楽に実現できるのではないかと思います。 また、文字列以外に実数値でもカットを行っています。 こちらの場合もバイナリ的に同一であることが条件です。(ソースコードでの表示が同じならば大体同一です。) ■謝辞 開発にはinoviaさんの改造版 HSP3.3/3.4 スクリプトエディタを使用しました。 ■その他 もともとHSPTV部門用に作成していたのですが、どう頑張っても6000バイト以下にならなかったので急遽一般部門用に変更しました。 ですので、画面が640x480になっていたりソースコードが汚かったりします。 もしかしたらそのソースコードはいずれ公開するかもしれません。 ちなみに、本ソフトウェア自体は圧縮しておりません。 ■著作権 プログラム、テキスト:Flat Copyright (C) 2014 Flat All Rights Reserved. ■更新履歴 0.9β 初回バージョン