ImageResizer - for さがまなびや *コンテスト応募作品用* コンテスト応募作品用の為、プログラムの改良作業を考慮していないので一部のファイルは同封しておりません。 ------------------------------------------------------------------------------------ バージョン : 1.0 リリース日時 : 2014/07/28 ------------------------------------------------------------------------------------ ImageResizer の仕様と使用方法について簡単に説明します。 ImageResizer とは、さがまなびやの活動でウェブページに使用する画像の加工を支援するアプリケーションです。 画像のリサイズを主な機能とし、グレースケールやトリミングなどの機能があります。 1.イメージのリサイズ(拡大縮小) ある画像を特定のサイズ又は任意のサイズに変更します。 [手順] [1]メイン画面の左にあるオペレーションメニューより、[画像の選択]をクリックします。 [2]ファイルを選択するダイアログが表示されるので、任意のイメージを選択します。 [3]メイン画面に任意のイメージが表示されていることを確認し、左下のオプションの[変更サイズ]   にある X:[ ] Y:[ ] に、希望する任意のサイズ(単位はピクセル)を半角で入力します。※1 [4]サイズの入力が完了したら、オペレーションメニューより、[画像のリサイズ]をクリックします。 [5]プログラムが自動的に計算し拡大縮小するので、完了したら[ファイルを保存]をクリックしします。 [6]保存ダイアログが出るので、保存先と保存拡張子を選択したら保存ボタンを押して保存完了です。※2 ※1 インチ・ミリなどの単位ではないのでご注意ください。 ※2 保存先を指定しない場合、上書き保存となります。 等比拡大縮小= 元のイメージと同じ比で拡大縮小を行いたい場合、Xサイズ入力後、サイズ入力欄の下にある [サイズ自動計算]をクリックすると、Yサイズが自動的に出力されます。 2.イメージのトリミング(切取) 画像の余白などの余分な部分の切り取りを行います。 [手順] [1]イメージをロードしたら、オペレーションメニューより、[画像のトリミング]をクリックします。 [2]画面上部の左上座標とトリミングサイズに任意の数値を入力し、[トリミング]をクリックします。 [3]トリミングを反映したい場合は、下部の[トリミングの保存]をクリックします。 3.画像の加工 画像の加工を行います。 @180度回転 読み込んだイメージを180度回転させます。ただし、大きいサイズ又は、極端にx.y片方の数値が大きい等の  イメージは形が崩れてしまう場合があります。 @半透明マスク  イメージに半透明マスクをつけます。  *不透明度が0%だと完全な透明,100%だと完全な不透明になります。 @カラーマトリクス  イメージの色情報を強制的に変更し、イメージ全体の色を変更します。  *セピアとグレースケールが選択できます。 画像の加工を反映したい場合は、下部の[加工の保存]をクリックしてください。 加工を取り消す場合は、[加工をもどす]を、元画像(無加工状態)にする場合は[加工のリセット]をクリックします。 ***サブオプション*** ・ブラウザプレビュー 画像をブラウザでプレビューできます。 ・設定 ○背景画像変更 メイン画面に使用されている背景画像を任意の画像に設定できます。 推奨サイズは1920x1080 2560x1440 (16:9)  ※画面サイズ 880x650に縮小されます。 ○JPEG圧縮品質設定 JPEG形式のイメージを保存するときの圧縮品質を変更します。 ○フォント設定 デフォルトのフォント[Meiryo UI]はWindows7、8で標準搭載されていますが、Vistaでは対応出来ない場合が多くあります。 フォントにより文字が読み難くなる場合があるので、読みやすいフォントに変更することをお勧めします。 4.エラーについて エラー画面が出た場合の対処法を簡単に説明します。 [イメージを選択した時にエラーが出た場合] ->選択されたイメージがプログラムの仕様に反している場合があります。   対応形式などをご確認ください。 ->選択したイメージが壊れている可能性があります。   壊れたファイルは読み込むことができません。 [イメージの保存時にエラーが出た場合] ->指定した保存先のアドレスが有効でない可能性があります。   不明な場合は管理者へお問い合わせください。(7.そのた もご参考ください。) [上記以外でのエラー] ->プログラムの内部的なエラーの可能性があります。   修正が必要な場合があるため、管理者へお問い合わせください。(7.そのた もご参考ください。) 5.仕様について ImageResizerの仕様について簡単に説明します。 [対応イメージ形式] *読み込み PNGファイル : .png JPEGファイル :.jpg BMPファイル : .bmp GIFファイル : .gif ※アニメーションGIFは扱えません。 TIFFファイル : .tif *書き込み PNGファイル : .png αチャネル対応 (透明色は透明色で保存します) JPEGファイル :.jpg BMPファイル : .bmp GIFファイル : .gif ※8bitカラー TIFFファイル : .tif [対応サイズ] *読み込み すべてのファイル: 上限: 2560 x 2560 下限: x,y ともに1以上 *書き込み すべてのファイル: 上限: 2560 x 2560 下限: x,y ともに1以上 6.Information 言語 : HotsopuProcessor v3.32 制作環境 : Windows7 動作環境 : WindowsVista,7,8 制作者 : applique 制作日時 : 2014/07/28 *2014/07/12 仮UIデザインから新UIデザインへ切替 *2014/07/20 機能の追加 [ブラウザプレビュー.カラーマトリックス] *2014/07/28 バージョン1.0 リリース *2014/08/04 HSPプログラミングコンテスト用 リリース *************************************************************************************************************** 7.そのた(このプログラムを改変する場合) ◇全般 ここには、問題が発生した時などに迅速に対応できるよう技術情報を記載しています。 管理者が対応できず近くに技術者がいる場合、下記の情報を参考に対応してください。 ※このプログラムを悪意のあるプログラムに改変しないでください。 ウィルス(悪意のあるプログラム)の作成、所持は法律で禁止されています。 このプログラムのソースコードは同封の ImageResizer.hsp になります。 コンパイラがあれば自由にプログラムを改変する事が可能です。 ◆ImageResouce.dllについて これは拡張プラグインではなくイメージリソースとなっています。 プログラムで利用するアイコンが格納されています。このdllはプログラムが処理するたびに呼び出しているので 指定先のリソースが存在しない場合アイコンが表示されません。(詳しくは 「hsp dispicon」 で検索してください。) リソースの変更は ResourceHacker などのアプリケーションで行えます。(ResHackerを利用して格納しています) ◆独自に宣言している関数・命令などについて プログラム内で使用している関数の仕様についての主な説明です。 *ソースコード内にも簡素な説明があります。 整数型は int , 実数型は double , 文字列型は str です。 ・pictposit関数: 画像の表示位置を返す関数 引数: [整数型] 要求する値の種類 ( 0= pos命令用 x座標, 1= 〃 y座標, 2= 拡大縮小サイズX, 3= 拡大縮小サイズY) [整数型] 元画像サイズX, 元画像サイズY, 描画領域サイズX, 描画領域サイズY 返却値: 第一引数で指定した数値に対応した値 仕様: 画像のセンタリング表示の為の表示点を計算、図形の比を算出し描画領域を超えたサイズの場合 等比縮小サイズを計算する。 使用例: x = pictposit(0,480,260,320,250) *幅480px 高さ260px の画像を 幅320px 高さ250px の領域内に表示する. 返却値は 表示位置 x座標. ・ratio関数: pictposit関数の中で呼び出される関数で、等比拡大縮小を担う。 引数: [整数型] 要求する値の種類 (0= リサイズ後のイメージサイズX, 1=サイズY, 2= 図形の比) [実数型] 元画像サイズX,元画像サイズY 返却値: 第一引数で指定した数値に対応した値 仕様: 図形の比を算出し拡大縮小サイズを計算する。ratio関数を直接呼び出すことも可。 使用例: x = ratio(0,1024,760) ◆拡張モジュールなど l_dialogex.as: 拡張ダイアログモジュール。 a2d.hsp: GDI+ を利用してαPNGを扱うためのモジュール。 以上のファイルはインクルードする必要があります。 ※a2d.hspについては、hsp3.0以降のバージョンから標準搭載されているので、作業ディレクトリに設置する必要はありません。 ◆.xcfファイル・その他素材イメージについて GIMP(画像編集ソフト)のイメージ。GIMPがインストールされていれば編集可能です。 使用している画像で主にUIパーツについてはαPNGを利用しているので、それらのイメージを編集する際は αPNGに対応したソフトを使う必要があります。 ◆iniファイルについて こちらも、手間を省くためとプログラムが環境の変化に柔軟に対応しやすくするために利用しています。 ・Configuration.ini は、各リサイズオプションの数値オートフォーマット用です。 サイズの数値を追加・変更する場合、必ず = [半角空白] 半角3桁整数(2ケタの場合先頭に0を1つ追加)で入力してください。 ・Combobox.ini は、各リサイズオプションの名称をオーナドローcomboboxでリスト化する為のものです。 こちらの改変は特別なことが無い限りする必要はありません。 形式の追加を行う場合は、こちらのファイルに形式名称を書き込んでください。 ・NumericOption.ini は、プログラムの内部的な設定や計算方法などの設定用ファイルです。 RatioZoom は等比拡大縮小のON OFF。 ◆変数等 font_name = 設定したフォントの登録名 *存在しないフォントを指定するとMSゴシックになります。 cur_dir = アプリケーション起動時のカレントディレクトリのパス 例) C:\a\~.exe なら C:\a set_limit = ロード可能なサイズの上限値 *デフォルトは 2560 main_scID = メイン画面のウィンドウID win_x,win_y = ディスプレイの中心に画面が表示される座標 gx,gy = ロードイメージのサイズ  *他のイメージをロードする以外値の変更なし res_x,res_y = リサイズ設定値 *メイン画面の入力ボックスの値を設定 now_x,now_y = トリム処理用現在のサイズ *res_x or res_yが0の場合、gx,gyの値を設定 trm_x,trm_y = トリム設定値 left_x,left_y = トリム左上座標 似たような名前の変数が存在する(サイズやフラグ、ラベル等)のでデバッグする場合はご注意ください。 ***************************************************************************************************************