MiBuilder ver0.7

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   1. MiBuilderについて

        MiBuilderとは、HSPでのコーディングの補助及び
        自動化を行うためのツールです

        Xcodeで開発することに慣れてからというものの、
        GUI部分と動作部分を一緒に記述するというのが
        非常に違和感を感じるものになってしまいまして
        それを改善するために作られました

        うまく使えば、ちょっとしたツール類を作るとき
        または複数のウィンドウを扱うプログラムを作る
        とき等に役立ってくれます



   2. 使い方
        (i) 概要

         基本的な流れとしては
         [GUI部品作成]→[ヘッダファイル出力]
         →[ソースからインクルードして利用]
         となります

         [GUI部品作成]

         MiBuilder.exeを起動し、初期設定の400x300
         の画面サイズでエディタが起動します

         編集画面横のツールパレットから自分の配置したい
         オブジェクトを選択し編集画面上をクリックすると
         サイズ・オブジェクトIDを登録する小窓が開きます

         画面にはオブジェクトの左上座標と右下座標を指定
         し、さらに後々ソースから扱うための識別子として
         オブジェクトIDを登録します（なお、左上座標には
         クリックした地点の座標がデフォルトで入力されて
         います）

         項目を埋めてOKを押すと、そのオブジェクトが表示
         される位置に色が塗られます。それを参考に上記と
         同じ手順を繰り返し、配置を完成させてください

         配置が変更したいときは、ツールパレットから選択
         ツールを選択し、インスペクタ画面から先程と同様
         に内容を設定し、Applyを押すと適用されます


         [ヘッダーファイル出力]

         配置が終了したら、ツールパレットから保存ボタン
         を選択して、ファイルを書き出します。
         後で使う為、わかりやすい場所に出力してください
         
         
         [ソースからインクルードして利用]

         続いて先程出力したファイルを、自分がその画面を
         表示したいプログラムから読み込んで利用します

         ソースに
         #include "出力ファイル名"
         と記述すれば準備完了です

         作ったウィンドウに対して何か操作を行いたい時は

         [作ったプロジェクト名]@[命令](引数・・・)

         と記述します。
         ex) mywin@regist("button1",*flag1)

         命令一覧は以下の項目を参照してください



       (ii) 命令一覧

         --------------------------

         命令名(ex1,ex2…)
            ex1 : 引数の説明
            ex2 : 同上
             …

            メソッドの動作説明

         --------------------------

         init()
            引数なし

            ウィンドウなど各種機能の初期化を行います
            使用前に必ず一度呼び出してください

         --------------------------

         show()
            引数なし

            ウィンドウを表示します

         --------------------------

          hide()
            引数なし

            ウィンドウを非表示にします

         --------------------------

         regist(str,flag)
            str  : 対象オブジェクト名
            flag : 処理へのフラグ名

            オブジェクト操作時に実行する処理を登録します
            stopで終了する処理のまとまりへのフラグの名前
            を第二引数として指定します

         --------------------------

         call(str)

            str : 対象変数名

            モジュール内変数の値を呼び出します

         --------------------------

         letint(str,val)

            str : 対象変数名
            int : 整数型の値

            モジュール内変数に整数値を代入します

         --------------------------

         letdouble(str,float)

            str   : 対象変数名
            double : 浮動小数点型の値

            モジュール内変数に小数値を代入します

         --------------------------

         letstr(str1,str2)

            str1 : 対象変数名
            str2 : 文字列

            モジュール内変数に文字列を代入します

         --------------------------



      (iii) 注意事項

        ・サイズ指定は左上座標と右上座標を使う
         うっかり幅や高さを入力しないでください

        ・出力されるヘッダーファイルは編集不可
         まあ現時点でUIEditorに再読み込みさせることは
         出来無いので構いませんが、基本的に編集される
         ことを目的としていません

        ・オブジェクトが被ってもエラー検出されない
         オブジェクトは自分で被らない配置にしてください

        ・家で手軽に音楽ゲームを楽しみたい
         そんなあなたにはStepManiaがオススメ
         http://www.stepmania.com



   3. 実装予定

        UIEditorに実装予定の機能を列挙していきます

        ・サイズ変更などの作業をマウス操作化
        ・一度書き出したファイルの再読み込み
        ・左上座標,オブジェクトの幅と高さ 指定
        ・画面縁にメジャーを表示
        ・使用先のソースを読み込みregist処理を統合
        ・使い過ぎ防止機能
        ・音楽ゲーム(DDR,StepMania等)の広告



   4. 履歴

        [ 2013/10/31 ]
         HSPコンテスト2013向けに満を辞してリリース
         ここまで一週間長かった（真顔）
        
        

   5. 免責事項

        MiBuilderを利用することにより生じるすべての
        損失・鬱・問題について@mikansenseiは一切の
        責任を負いません

        元気だしてください



   6. About me
        割とガチで時間が足りないので割愛
        連絡はTwitterから@mikansenseiまでどうぞ