laybtn_ezbox

layerbuttonの角丸長方形による簡単描画

laybtn_ezbox id,no,"strings",zx1,zy1,zx2,zy2, r

(プラグイン / モジュール : mod_layerbutton)

解説

layerbuttonはサブルーチン内で layerbtn_stat の各種状態に合わせてユーザーが描画処理をする必要があります。
この命令を利用することで「表示」「フォーカス」「決定」「非表示」の一連の描画処理を1命令で簡易的に指定できます。

gsquare を用いた半透明塗りつぶしを利用しています。
引数 col1, col2, col3 にそれぞれ通常表示、フォーカス時、押し込み時のカラーコードを ARGB形式で指定します。
$FFffffff は #AARRGGBB 形式であり、先頭の FF(AA)部が不透明度(アルファ値)を表します。
なお、$RRGGBB のようにアルファ値 AA を省略するなどして 00 が指定された場合は、 アルファ値 $FF(255) を補完し、 0xFFRRGGBB として解釈します。

自動で角丸長方形を描画しますが、引数 r で角の丸みサイズを変更でき、0 にすると矩形を描画します。

より細かく描画を制御したい場合は、layerbtn_stat, layerbtn_cnt を利用して個別に描画を記述してください。


上記引数の後に続けて、以下引数も指定することができます。
zx3 : ボタン全体のずらし量(x方向)
zy3 : ボタン全体のずらし量(y方向)
sx1 : ボタンサイズの拡大または縮小ピクセル数(x方向)
sy1 : ボタンサイズの拡大または縮小ピクセル数(y方向)

サンプル

#include "mod_layerbutton.hsp"

log = ""
pos 50, 50
repeat 3
	pos ,ginfo_cy+10
	bt_opt += 100
	layerbutton 180,60, bt_opt, 0, 30,10,5, 15,5,2 {
		if lparam != objlayer_cmddraw : return  ; _cmddraw以外無視
		font msgothic,16,1 : color 240,240,255 : objcolor 0,0,100  ; 文字色 / 縁取り色
		laybtn_ezbox $0000FF, $8800FF, $8888FF, "ezboxボタン "+objlayer_option,4  ; ボタン描画
		if layerbtn_stat != LAYBTN_COMPLETE_SELECTED : return  ; 押したボタン以外無視
		log += "LAYBTN_COMPLETE_SELECTED" +"\n"
		log += "- OPT="+objlayer_option+", ObjID="+wparam +"\n"
		return
	}
loop
repeat
	redraw 0 : color 255,255,255 : boxf : color : pos 0,0 : font msgothic,16
	mes log
	redraw 1
	await 1000/60
loop

関連項目

サンプル逆引き (6)

情報