ウィンドウ右上のコマンドボタン「初期化」を押すか、[J] キーを押すと、マップデータの初期化や他データの削除を行う事が出来ます。
前述「7−6−3.サイズ変更&初期化」とは若干異なり、こちらのコマンドではマップサイズを変更せずにデータの初期化が可能であり、またマップ1と2のどちらか片方のみを初期化する事も可能です。
他、マップデータ初期化の他に後述するコピーデータを削除したり、復元データを削除したい場合もこの項目から行います。
ボタンの右隣に表示されている青色のアルファベット文字は、各コマンドに対するキーの割り付けを表しています。
(主にキーボード下端配列の [Z] 〜 [M] に割り付けてあります。)
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。
初期化、削除コマンドの「マップデータの初期化」は3種類あり、「マップ [1] のみ」、「マップ [2] のみ」、「 [1] と [2] 両方」、といった文字通りのマップ初期化を行う事が出来ます。
またマップデータの他にもインデックス情報、マップ名称も初期化され消失します。
「コピーデータの破棄」を指定すると、現在保持しているコピーデータを消去する事が出来ます。
尚、コピーデータは常に1つ分しか保持出来ず、新たなコピーデータを取得すると前のデータは上書きされ消失するので、このコマンドを使う機会は殆ど無いかも知れません。
初期化、削除コマンドの「復元データの破棄」を指定すると、現在保持している復元データを消去する事が出来ます。
この「復元データ」とは、以下に提示する処理の直前の状態に戻す「やり直し(アンドゥ)」の操作に使用される一時的なバックアップデータです。
これらの操作の直後、ウィンドウ右下の「終了」ボタンの左半分に「元に戻す」のボタンが現れます。
上記の処理において「ミスった」「やはり気に入らない」等の理由で元に戻したい場合は、この「元に戻す」を押して前の状態に戻して下さい。
(またはメインキーボードの [9] キーを押す事でもアンドゥ操作が可能です。)
尚、この復元データは通常エディット操作の [X] キーによるチップ配置操作、及びマップデータのセーブ操作でも消去されます。
(チップ配置操作に対しての復元データ作成は行いません)
また、次に新たに上記の(マップデータが大きく変化するような)操作を行った場合、新たな復元データが上書きされ前の復元データは消去されます。
(コピーデータ同様、復元データも保持可能数は1つだけです)
復元データによって復元されるデータ、環境は以下の通りです。