ウィンドウ右上のコマンドボタン「範囲操作」を押すか、[R] キーを押すと、指定範囲内での各操作を行う事が出来ます。
指定範囲内で行える操作は、以下の通りです。
尚、範囲設定及び各操作の詳細に関しては、以下に提示します。
ボタンの右隣に表示されている青色のアルファベット文字は、各コマンドに対するキーの割り付けを表しています。
(主にキーボード下端配列の [Z] 〜 [M] に割り付けてあります。)
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。
ウィンドウ右上のコマンドボタン「始点」を押すか、[Q] キーを押すと、現在のエディットカーソルの位置を指定範囲の「始点」として設定します。
またウィンドウ右上のコマンドボタン「終点」を押すか、[W] キーを押すと、現在のエディットカーソルの位置を指定範囲の「終点」として設定します。
そしてこの始点を左上隅、終点を右下隅とした矩形範囲が指定範囲となります。
始点が終点よりも右下方向に設定された場合、またはその逆で終点が始点よりも左上方向に設定された場合、始点と終点が入れ替わり常に始点は左上隅、終点は右下隅に設定されます。
尚、ウィンドウ右上のコマンドボタン「解除」を押すか、[E] キーを押すと、上記の始点、終点が解除されます。
[Q] [W] [E] [R] : [始点] [終点] [解除] [範囲操作コマンド選択]
「指定範囲のデータの取得」を選択すると、現在指定されている指定範囲のデータをコピーデータとして保持します。
保持出来るデータは1パターンのみで、新たにコピーデータを取得すると前のデータは上書きされます。
尚、前述「7−5−3.コピーデータの全体像確認」を実行する事で現在保持しているコピーデータの全体像を確認する事が出来ます。
「最初から」または [C] キーを押すと、本コマンドのトップ画面に戻ります。
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。
「指定範囲のデータの貼付」を選択すると、現在保持している取得データを指定範囲に貼り付け(ペースト)する事が出来ます。
貼り付けを実行する場合、範囲設定の「始点」か「終点」のどちらか一方を指定する必要があります。
(どちらか一方で可、両方の場合は始点からの貼り付けを優先)
どちらも指定されていない場合は、このコマンドは実行出来ません。
始点からのコピー、終点からのコピーは以下の要領で行われます。
■始点からの貼り付け
始点からの貼り付けの場合、貼り付け先と取得コピーデータの基準点は左上隅となり、右下方向にデータが貼り付けられます。
■終点からの貼り付け
終点からの貼り付けの場合、貼り付け先と取得コピーデータの基準点は右下隅となり、左上方向にデータが貼り付けられます。
尚、コピーデータがマップ範囲からはみ出た分は省略されます。
(ループ表示がオンになっていても、はみ出たデータがループして反対側の座標にコピーされる事はありません)
また貼り付けの際、コピーデータを反転、または回転させて貼り付ける事が可能です。
「反転回転」の右隣にあるコンボボックスから選択します。
(反転、回転の必要が無い場合は操作は要りません)
この場合も、反転後、回転後のコピーデータの左上隅、または右下隅が貼り付け基準点となります。
反転の場合はコピーデータの幅、高さは変化しませんが、回転の場合は幅と高さの長さが違うと回転後に幅と高さの長さが入れ替わるので、貼り付けの際には注意が必要です。
本エディッタには「プレビューモード」(詳細は後述)という機能があり、処理確定前に結果をプレビュー表示させる事が可能です。
貼り付け処理を確定させる前に、この機能で結果を一度御確認下さい。
(貼り付け処理確定後にそれが間違いだったと判断された場合は、その直後に「元に戻す」を実行すれば貼り付け前の状態に戻せます)
操作の条件が正しければ「決定」ボタンまたは [Z] キーを押す事で処理は完了です。
「再入力」または [X] キーを押すと、反転回転の指定を行う画面に戻ります。
「最初から」または [C] キーを押すと、本コマンドのトップ画面に戻ります。
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。
「指定範囲のデータの消去」を選択すると、現在設定されている指定範囲のデータを消去します。
部分的なデータ消去を実行したい場合に御利用頂けます。
操作の条件が正しければ「決定」ボタンまたは [Z] キーを押す事で処理は完了です。
「最初から」または [C] キーを押すと、本コマンドのトップ画面に戻ります。
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。
「指定範囲でマップを縮小」を選択すると、現在設定されている指定範囲でマップをトリミングし、縮小します。
(指定範囲が「3x3」未満の場合は、このコマンドは操作出来ません)
尚、このコマンドにより縮小されたマップは新規マップ扱いとなり、マップ名称及びインデックス情報は全て消失しますので御注意下さい。
操作の条件が正しければ「決定」ボタンまたは [Z] キーを押す事で処理は完了です。
「最初から」または [C] キーを押すと、本コマンドのトップ画面に戻ります。
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。
「指定範囲を選択チップで塗り潰す」を選択すると、現在設定されている指定範囲内全体を現在選択中のチップで塗り潰します。
塗り潰しに使用するチップは、通常エディット時で配置の際に指定する選択チップが引用されます。
従ってこのコマンド実行の前に、事前に選択チップを目的のチップに合わせておく必要があります。
操作の条件が正しければ「決定」ボタンまたは [Z] キーを押す事で処理は完了です。
「最初から」または [C] キーを押すと、本コマンドのトップ画面に戻ります。
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。