■7.本エディッタの操作詳細に関して

■7−3.マップデータのセーブ

ウィンドウ右上のコマンドボタン「セーブ」を押すか、[O] キーを押すと、マップデータのセーブを実行する事が出来ます。

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このセーブ操作により、本エディッタで読み込み可能な

を生成する事が出来ます。
(データの詳細に関しては、別途後述致します)
保存対象のファイル操作は、ウィンドウズの通常のファイル書き込み操作時と同様、ダイアログが表示され同名ファイルを選択し上書き保存する、或いは新規にファイルネームを入力して保存する、といった手順となります。

尚、本操作で取得したマップ名称は、エディット画面に表示する為だけの用途に限定されており、再セーブ時のファイルネームには引用されません。

ボタンの右隣に表示されている青色のアルファベット文字は、各コマンドに対するキーの割り付けを表しています。
(主にキーボード下端配列の [Z] 〜 [M] に割り付けてあります。)
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。

■注意事項

セーブデータの名称に関してですが、

という名称は本エディッタでは「名無し」の設定として使用しています。
従ってこの名称でのセーブは行えません。
この名称を入力しセーブしようと試みた場合は、セーブされずにトップ画面に戻りますので御注意下さい。

■7−3−1.単面セーブ

■マップ1のセーブ

セーブコマンド画面の「マップ [1] のみセーブ」を選択するとマップ1のデータをセーブする事が出来ます。

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そのデータは「M08形式マップデータ」として保存されます。
そしてこの操作で新規名称でセーブした場合は、マップ1の名称はその名称に変更されます。

■マップ2のセーブ

セーブコマンド画面の「マップ [2] のみセーブ」を選択するとマップ2のデータをセーブする事が出来ます。

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そのデータは「M08形式マップデータ」として保存されます。
そしてこの操作で新規名称でセーブした場合は、マップ2の名称はその名称に変更されます。
(基本的にマップ1の場合と同じです)

これらの単面セーブ操作は、今後このマップデータを何らかのゲームのマップデータとして御使用頂く事を想定し、必要最低限の情報のみを保存した形のデータとなっています。

■7−3−2.2面一括セーブ

セーブコマンド画面の「マップ [1&2] 一括セーブ」を選択すると、マップ1と2の両方のデータを1つのファイルとして保存します。

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そのデータは「M8D形式マップデータ」として保存されます。
尚、この2面一括セーブ時に指定された名称は、エディット画面中央上方の「[Title]〜〜〜」の名称に引用され表示されます。

ちなみにこの2面一括データは上記の単面データと違い、

といった、余計なデータを包括しています。
マップデータ本体のデータ配置もいささか読み出しに面倒な構造となっている為、このデータ形式を別の創作物のデータに流用するには不向きな代物かと思われます。
ですのでこの「M8D形式」は本エディッタ専用のデータ形式と捉えて頂くのが適当かと存じます。
(データの読み出しに関しては後述「8.マップデータの仕様に関して」を御参照下さい。)

■7−3−3.インデックス情報の編集

セーブコマンド画面の「インデックス情報の編集」を選択すると、マップデータの識別用付加情報を編集する事が出来ます。

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この「インデックス情報」とは、そのマップに対しての「識別番号」を付加する事を目的としたものであり、0〜255までの数値(1バイト)を4つ分、計32ビット分の幅を用意しました。
例えば、

といった場所のマップとして設定したい場合、インデックス情報に

といった感じに認識番号を入力、付加して頂ければ良いかと思います。
必要が無い場合は、この項目は無視して頂いて構いません。

各マップの4つのフォームに付加したい数値を入力後、「決定」ボタンまたは [Z] キーを押すと確認画面に進みます。

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その内容で良ければ再度「決定」ボタンまたは [Z] キーを押す事で処理は完了します。

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入力値を修正したい場合は「再入力」または [X] キーを押して下さい。
変更前と全て同じ数値の場合、または「最初から」か [C] キーを押すとセーブコマンド画面のトップ画面に戻ります。
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。