ウィンドウ右上のコマンドボタン「全体図」を押すか、[G] キーを押すと、マップの全体像確認を行う事が出来ます。
また、マップ全体、もしくは範囲を指定してのPNG画像出力も、この項目から行う事が出来ます。
各項目の全体像を表示後、ウィンドウ右上に表示される「選択画面に戻る」のボタンまたは [Enter] キーを押すと、「各全体像の確認」のトップ画面に戻ります。
ボタンの右隣または下方に表示されている青色のアルファベット文字は、各コマンドに対するキーの割り付けを表しています。
(主にキーボード下端配列の [Z] 〜 [M] に割り付けてあります。)
「戻る」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。
■マップ1の全体確認
全体像確認コマンド画面の「マップ [1] の全体確認」を選択するとマップ1の全体像を表示する事が出来ます。
全体像はエディット画面一杯に表示され、範囲の広いマップはその大きさに合わせて相対的に縮尺表示されます。
■マップ2の全体確認
基本的に上記の「マップ1の全体確認」と同じで、こちらはマップ2に対しての表示操作となります。
全体像確認コマンド画面の「指定範囲の全体確認」を選択すると、任意の指定範囲に対しての全体表示を行う事が出来ます。
後述する「7−9−1.指定範囲の設定、解除」にて、事前に指定範囲を設定する必要があります。
(指定範囲が設定されていない場合は、このコマンドは操作出来ません)
全体像確認コマンド画面の「コピーデータの確認」を選択すると、後述する「7−9−2.指定範囲のマップデータ取得」にて取得(コピー)したマップデータの全体表示を行う事が出来ます。
今現在どのようなコピーデータを保持しているのかの確認に御利用下さい。
(コピーデータが無い場合は、このコマンドは操作出来ません)
全体像確認コマンド画面の「マップのPNG画像出力」にて、現在編集中のマップ全体像をPNG形式の画像として出力する事が出来ます。
画像出力の際、その大きさは
の6段階のどれかを指定します。
基本的に出力されるマップの大きさ(画素数)は
(高さも同様)
であり、これに対して上述した6段階の何れかの大きさに縮尺して出力する、といったプロセスとなります。
例えばマップ幅、高さが「100x100」の大きさで、使用しているチップの大きさが「64x64 pix」の場合、出力される基本画素数は「6400x6400 pix」の大きさですが、この大きさに対して「640 pix」を指定した場合は
0.1 = 1/10の大きさに縮尺され、出力されます。
また「3840pix」を指定した場合は、0.6 = 6/10の大きさの縮尺で出力されます。
縮尺率の基本長は、幅と高さのいずれか長い方が採用されます。
例えば上記のマップサイズが「100x50」で「640pix」指定の場合、出力サイズは「640x320 pix」となります。
(マップの大きさが「50x100」なら、「320x640 pix」となります)
一方、指定した6段階のサイズに対してマップの基本画素数が小さい場合は、その指定したサイズの範囲内で原寸大出力されます。
(例えば「1920pix」を指定したが実際の出力サイズが「1280x640」だった場合は、「1280x640」の原寸大サイズで出力されます)
尚、前述「7−1−4.作業マップの重ね合わせ表示」にて、重ね合わせ表示が「オン」の場合、マップ1と2が重ね合わせ合成された画像で出力されます。
(その合成濃度は、「7−1−9.重ね合わせ表示時の表示濃度変更」で設定した濃度値となります)
例えば何かのゲームの攻略マップをこのエディッタで作成したい場合、マップ1に通常のマップチップ、マップ2に攻略情報をチップ化したチップ画像を組み込み、マップを作成した後に「重ね合わせ表示」で合成し、PNG画像出力する、といった手法で作成が可能です。
出力された画像ファイルの保存操作は、ウィンドウズの通常のファイル書き込み操作時と同様、ダイアログが表示され同名ファイルを選択し上書き保存する、或いは新規にファイルネームを入力して保存する、といった手順となります。
■マップ全体の画像出力
「マップのPNG画像出力」項目の「全体」を指定すると、マップ全体の画像出力を行います。
■指定範囲の画像出力
「マップのPNG画像出力」項目の「範囲」を指定すると、事前に指定している範囲のマップ画像出力を行います。
局部的なマップ画像を出力したい場合に御利用下さい。
(指定範囲が設定されていない場合は、このコマンドは操作出来ません)
入力値を修正したい場合は「再入力」または [X] キーを押して下さい。
「最初から」または [C] キーを押すと、「各全体像の確認」のトップ画面に戻ります。
「中止」ボタンまたは [Enter] キーを押すと、本操作を中止しエディット画面に戻ります。