「No to AI Generated Images」AI生成画像に対する抗議運動について
AIによって生成される画像に対する抗議運動がネット各地で起きています。
例えば、3Dの制作者に関係の深いArtStationでは以下のようなことが起きています。
解説記事
https://80.lv/articles/artstation-responds-to-the-no-to-ai-generated-images-protest/
ArtStation声明
https://help.artstation.com/hc/en-us/articles/11451085663501-AI-Artwork-on-ArtStation
ArtStationの声明を読みましたが、全面的には今現在は禁止していないようです。
ですが、タグで「AIに利用されないように指定する機能」を追加したようです。
ArtStationでこのような運動が起きた理由は、もちろんArtStationが有名で世界的に大規模な3D関係のコミュニティだからという面もありますが、ArtStationが裏でAI画像ツールグループと取引してAI学習に使っているのではないか、という疑惑もあったためだと思われます。ちなみに、声明でははっきりと関係を否定しています。
私の個人的な主張としても、「No to AI Generated Images」の運動には賛成です。
制作者の著作権の権利はAI学習から保護されるべきであり、勝手に利用されることには反対です。
このAIによる自動生成の問題は非常に深刻で、例えばHSPプログラムコンテストの作品の画像にAIによる自動生成の画像を使用したら、その作品の著作権は誰にあるのか、ということが問題になると思います。
もしAIが学習に使用した画像が複製不可や、AI学習不可の利用規約である場合、AIが自動生成した画像を作品に含めると、その作品は規約違反になる、というわけです。