こんな感じでいかがでしょうか。
*machinegun
qgetpos my,x,y,ang
rrr=atan(-8.1,19.0)+ang : lll=sqrt(19.0*19.0+8.1*8.1) ;加筆部分
xxx=cos(rrr)*lll : yyy=sin(rrr)*lll ;加筆部分
qaddpoly tama, 10, x+xxx,y+yyy,ang,1,0.2,colsw_none ;弾出現、一部修正有り
――――――――――以下は補足――――――――――
hamyuuさんのスクリプトでは砲弾の出現座標と砲門の位置がずれていました。極端な話、
戦車がひっくり返っても（つまり砲門が標準時と正反対の方向を向いていたとしても）出現
座標は常に右上に設定されていたわけです。
この状態を解消するには、砲弾の出現座標を砲門の座標と同じにしてあげれば良いです。
では、砲門の座標はどのように定義されるでしょうか。まず必要なのは戦車全体の位置（
厳密にいえば戦車の中心座標）です。これについては普通に(x,y)と定義できるので割愛。
問題は戦車の中心座標に対する砲門の位置関係です。hamyuuさんのスクリプトでは
(x+19.0,y-8.1)と表記されていますね。
この表現では戦車の回転に対応できないので少し編集します。具体的にいえば
α『中心点からＸ方向にdxポイント、Ｙ方向にdyポイント移動した先の地点』
という表記から
β『中心点から角度dr度の方角に、距離dlポイント移動した先の地点』
という表記に変換します。
βの表現（一般には『弧度法』といいます）にする事で、中心点の向きが変わっても
編集しやすくなります。
αのやり方は既にhamyuuさんが行っていますね。dx=19.0,dy=-8.1です。では、このαの
表現をβの表現に変換します。
βの表現をする為に必要なデータは２つ、drとdlです。drは角度〔rad〕、dlは
距離〔pixel〕です。dlはピタゴラスの定理を使って、drはアークタンジェントを使って
それぞれ求めます。
dr=atan(dy,dx) : dl=sqrt(dx*dx+dy*dy) ;��
上のソースではdrをrrr、dlをlllとしています。こうする事で、砲弾の出現位置を
cannon_x=x+dl*cos(dr) : cannon_y=y+dl*sin(dr) ;��
//(x,y)は戦車の中心点〔pixel〕
//(cannon_x,cannon_y)は戦車の砲門座標〔pixel〕
//dlは戦車の中心点から砲門座標までの距離〔pixel〕
//drは戦車が仰角0の時（平地の上にいる時）の戦車進行方向上から見た砲門座標の向き〔rad〕
と、表す事ができます。
後、考えるべき要素は、戦車全体の向き、つまり仰角です。これはdrに付随してやれば良いので
appear_x=x+dl*cos(dr+tank_r) : appear_y=y+dl*sin(dr+tank_r)
//(x,y),dl,drは上記ソース�△汎碓�
//tank_rは戦車自体の回転角〔rad〕
hamyuuさんのスクリプトでは戦車の回転角はangでしたね。このようにして最初のソースは
作ってみました。
（厳密にいえば、回転角angをrrrを作る時点で詰め込んだり、xとyの補正部分としてxxxと
yyyを別に作ったりと、多少書いてある事とは違いますが）
長々しい文章になりましたが、hamyuuさんのソース作りの手助けになれば幸いです。
戦車の大砲から弾を発射したい
