新版・オフィシャルHSP3.2プログラミング入門(秀和システム)先日購入しました。
過去の良書「HSP2.5プログラム入門」以降、(いい意味で)増改築がくりかえされるがごとく
盛りだくさんとなっていった書籍、内容が、もういちど「入門」の名にふさわしくキレイに
すっきりまとめ直されました。とてもみやすく、消化しやすいページ構成です。
紙質が良くページが開きやすいです。
まちがいなく現在これが「HSPの公式教科書」、初心者の1冊目としての決定版です。
現時点でHSP3.2version対応の書籍はこれしかありませんので、
まず、これで現時点でのHSP全体の基本を押さえておいてから、
物足りないところや、必要なところを、他のHSP参考書でおぎない、
一通りみえてきたら、さくらさん、Kpanさん、ちょくとさんのサイトや、ぷまさんの過去ログ、
じぶんの目指す同じジャンルを作っているコンテスト応募常連さんのサイトなどを
みると実力がつきます。
コンテスト応募者のなかには全ソースを開示(.hspファイル同梱)してくれている人がけっこういます。
今回の書籍は、中級者にはもの足りないかもしれませんが、
最新の「コマンド一覧」を紙で読んでおさらいすることで、
「あれ?こんな命令あったんだ」と再発見があるかもしれません。
初心者でイラストが多い入門書のほうが好みの場合は「○歳からはじめる」シリーズもあります。
個人的に、ほのかに「こういうのが今後でるといいな」というのは、
過去の「逆引きHSP3プログラミング事典」(工学社)の
最新版上級者向け(例・VC++へのつなぎかたや、多言語向け開発)などの本や、
HGIMG3(Easy3Dのまえに出てほしかった)の本、
まだあまり有名じゃないけどじつはすごい可能性テンコ盛りの同梱DLL解説本(豪華サンプル付)などが
出たらいいなあ、とのんびり待っています。
OpenHSPで頑張ってくださっている有志の方が、すこし高めの設定で少数向けにサンプルやノウハウの
ダウンロード販売というのも難しい話ぬきでとりあえず試してみてもいいのかも、と思いました。