2.チュートリアル

 ここでは、簡単にエフェクトを作る一連の流れを説明します。
 その前に注意事項を一つ。Efectonでデータを作るときは、画像素材、効果音素材、エフェクトファイルを全て同一のフォルダに保存しなければならないということです。
 これは、エフェクトデータファイルには、素材のファイル名のみ記録する仕様になっているからです。
 別々のフォルダに入れておくと正しく素材を取得できませんのでご注意ください。

@エフェクトを作る前に、最初にエフェクトのサイズやフレーム数を決めます。
 なお、これらのパラメータはいつでも変更可能です。


Aまず、エフェクトに使う画像を読み込みます。
 この時、画像素材リストに、画像ファイルをドラッグ&ドロップすることでも読み込みが可能です。


B次に、エフェクトに使う効果音を読み込みます。
 ここでも画像のときと同様にドラッグ&ドロップで読み込みが可能です。


C次に、スプライトの登録を行います。
 スプライトとは、実際にエフェクトとして画像を配置するためのもので、サイズやアニメーションが指定できます。



Dいよいよスプライトを配置してエフェクトを作っていくのですが、その前に注意事項です。
 配置するスプライトには描画方法や拡大縮小・回転など様々なパラメータを設定できますが、Efectonでは、配置する前にパラメータを設定しておくことになります。
 一旦配置してしまうと、その配置したスプライトのパラメータを後から変更することはできませんのでご注意ください。


E配置する際には、まずスプライトが発生するフレーム位置までバーを動かします。
 なお、マウスがスプライト配置ウィンドウ上にある時のみ、マウスホイールでフレームを動かす事ができます。


F次に、配置するスプライトのパラメータを設定しておきます。
 この時、特に存続フレーム数にご注意ください。存続フレーム数とは、配置したスプライトが存在しているフレーム数のことです。


G次に、開始点から終着点までをドラッグすることで行います。
 これで、設定したパラメータでスプライトを配置できました。
 なお、削除するときは、スプライトを右クリックすることで可能です。
 また、ツールの「指定フレーム間スプライト削除」ボタンでも削除ができます。


H最後に、イベントを設定します。
 イベントでは効果音や、背景、対象物の動作を設定します。
 効果音に関しては、現在のフレーム位置で発音することだけできます。
 背景や対象物については動かしたり色を変えたりなど色々と可能です。
 イベントを設定する際に注意しなければならないのが、スプライトの配置と違って、イベントを作成後にパラメータを設定するということです。
 なお、イベントは設定後も後からパラメータを変更することができます。


 これでエフェクトの作成が完了です。
 次項からは各操作について、より詳しく説明します。