date 2009/10 ──────────────── ソフト名 :Kyapia バージョン :1.20 作成者名 :Unga,Nyasc 開発言語 :HSP ver3.2 ライセンス形式:フリーソフトウェア ──────────────── 配布元 http://maglog.jp/unga/index.php?module=PB(Unga) http://programs.nyasc.kitunebi.com/(Nyasc) ※本ソフトウエアの開発は、UngaとNyascの共同で行いました。 ----------------概要 ☆ お気に入りの画像が使えるデスクトップアクセサリです。 特徴と基本機能        ・任意の画像の「輪郭」を取ることができます。 ・マルチユーザーに対応しています。 ・ファイルを暗号化し、さらに随時編集可能にします。個人情報の機密保         持に有用です。 ・プラグイン機能により、ユーザーが手軽に機能を追加できる環境を提供         します。(プラグイン化により、常駐メモリー量を極力減らしています) プラグイン(組込み済み)        ■デスクトップキャプチャ      デスクトップ全体をキャプチャーし、必要な範囲をトリミングする          ことができますます。インターネット等を使っていて「ここの範囲だ          け欲しいな」と思ったときにお使いください。(ペイントなど画像編          集ソフトと連携することにより、複数画像の結合や編集を行うことも          可能です) ■ClickCopy(文字入力支援) ワンクリックでリスト内の1行をコピー。住所、氏名、カード番号          など、決まりきった文字列の入力を省力化します。 ■KateLis(情報収集支援) Webで収集した文字情報をカテゴリー別に整理して保存しておくこ とができます。        ■まとめて暗号くん          選択フォルダー内のファイルを一括して暗号化します。また、暗号化し          たまま閲覧することも可能です(画像、テキストのみ)。 ■簡易サムネイル・ランチャー          ドロップしたファイル(.txt.doc.xls.URL.lnk)のサムネイルを作成。          また、作成したサムネイルから関連付けアプリケーションを開きます。 ----------------了承事項 以下の事項を了承した場合のみ、本ソフトウェアを使用できるものとします。 ■本ソフトウェア作成者は、本ソフトウェアによって間接的及び直接的起きた 全ての障害類について、偶発性及び法的根拠の有無を問わず一切の責任を 負いません。 ■本ソフトウェア作成者は、更新及び修正を義務としません。 ----------------動作環境 ★OS ■Microsoft Windows XP (注)Vistaでは一部機能が正常に働かない場合があります。        その場合、フォルダのアクセス権限を変更することにより、対応で        きる可能性があります。詳しくはVistaのマニュアル等をご覧ください。 ----------------インストール 特に処理は必要ありません。 解凍後、任意のディレクトリにフォルダごとコピーして下さい。 ※最初に起動したときに、ユーザー名のフォルダが自動生成されます。 ----------------アンインストール フォルダごとゴミ箱に捨てて下さい。 ----------------使用方法 ★起動 本体(kyapia.exe)を起動させると、デフォルトの外観画像が出てきます。 「外観画像の読み込み」か、画像ファイルのドラッグ&ドロップで任意の外観 に変えることができます。 ★プルダウンメニューの説明 外観画像を右クリックしたときに現れるメニューです。 ■通知領域に格納/元に戻す 邪魔なときに使ってください。(戻すときは通知領域のカップのアイコンを右 クリック) ■オプション [一般] □常に手前に表示する □輪郭をとらない       □起動時、外観画像をランダムに選ぶ(V1.20より)        (注)このオプションを利用するためには、あらかじめ複数の外観画像を           ユーザー名フォルダに保存して置いてください。 [クリップボード監視] □URLがコピーされた時ブラウザで開く(http:,ttp:) [プラグインの設定] ※プラグインによっては、暗号化の有無等を指定できるようになります。 詳しくは「plmanual.txt」をご参照ください。      [プラグインの選択](V1.20より実装)   ※別ダイアログが開きますので、使用しないプラグインのチェックをはずし        てください。再起動後、設定が有効になります。 ■外観画像に名前を付けて保存 任意フォルダに任意名で保存します。(保存可能な画像形式は.bmpのみ) ユーザー名フォルダに保存しておくと、外観を切替えたいとき便利です。 ■外観画像読込み お気に入りの画像を外観にできます。(画像形式は.bmp.jpg.jpeg.pngに対応) 読込みと同時に、自動で輪郭を取りますが、特に.jpgの場合、ほぼ100%の確 率でガタガタになります。理由は所謂外部が微妙に異なった複数の色で塗られ ている(人間の眼では判別できないことも多い)からです。「輪郭調整」で画      像の大きさの調整と輪郭の調節を行ってください。 (注)現在の外観画像は、外観画像読込みを行うと破棄されます。現在の外観   画像を後でまた使いたい場合は、名前を付けて保存しておいてください。   (ユーザー名フォルダに保存しておくと、切替えて使いたいとき便利です) ■輪郭調整   @画像の大きさの調節        ウインドウ枠をドラッグしてください。 (注)あまり小さくしすぎるとエラーになる場合があります。 A輪郭の形を整える   デフォルトでは画像の左隅の色を透明にする色の基準(=透明色)にして        います。実際に透明になる部分をはっきりさせるため、その部分が透明色        の反転色で塗られています。(これを外部色と呼びます) 透明色の許容範囲・・・透明にしたい部分の色の幅を指定します。 大きい値にするほど輪郭は滑らかになりますが、 通常は10〜50くらいが適当です。  ※ 輪郭より内部に外部色が多少入り込んでいても支 障ありません。手順Bにより、その部分を透明に しないでおくことができます。 外部色変更・・・・・・外部色が分かりにくい場合は色を変えてみてくだ さい。 透明色変更・・・・・・基準となる透明色に不都合がある場合は変更して ください。 B実際に透明にしたい部分の指定        一度、元画像に戻ります。 左クリックで指定すると、その部分のみが外部色で塗られます。これが実 際に透明になる部分となります。(右クリックで元に戻すことが可能) (注)この処理を忘れて次にいくと透明にならないので注意! 修正・・・輪郭の隙間から外部色が入り込んでしまったときの修正を行い ます。左ドラッグで穴を塞ぎ、右クリックでその範囲を元の画 像に戻します。 (注)やり直しは一度しか効かないので注意してください。万 が一失敗してしまった場合は、ウインドウを閉じ、「外観 画像読込み」からやり直してください。 <Tips> 外部の色が一様でない場合、一度で綺麗に輪郭が取れないことがあります。 次の二つの方法を試してみて下さい。 @)繰返して「輪郭調整」を行う Aで[透明色変更]を押し、追加して透明にしたい場所をクリックした 後、[透明色の許容範囲]を調節してください。 Bで実際に透明にしたい部分を、すべて指定しなおしてください。 A)外観画像を直接編集 ユーザー名フォルダにある(region.bmp)をペイントなど画像編集 アプリで開き、透明にしたい部分を現在の外部色と同じ色で塗りつぶ してください。 ■デスクトップキャプチャ (V=1.10よりプラグイン化され、常駐プログラムから削除) ▼デスクトップキャプチャ キャプチャーウインドウと本物のデスクトップを区別するため、取り込み直 後のみ、薄緑色をかけてあります。ドラッグ&ドロップで任意範囲を囲むと、 トリミング済みの画像を貼ったウインドウ(トリミングウインドウ)が現れま す。 [トリミングウインドウのメニュー] ・ファイル・・・名前を付けて保存・・・ファイル保存ダイアログが開きます ビューアから開く・・・通常は標準のビューアが開きます 編集・・・・・・・・・通常はMSペイントが開きます 印刷・・・・・・・・・標準の印刷ウイザードが開きます ・閉じる・・・・キャプチャーウインドウおよびトリミングウインドウを閉じ ます。トリミングウインドウのみ閉じたいときは右上の×を 押してください。 <Tips> 複数画像の結合と編集 トリミングと同時にクリップボードへコピーされていますので、ペイント など画像編集ソフトと連携することにより、手軽に複数画像の結合や編 集を行うことが可能です。 ▼タイマーデスクトップキャプチャ 同じくデスクトップ全体をキャプチャーしますが、タイマーをセットするこ とができます。デフォルトで10秒がセットされていますが、数字を変えれば 任意の秒数をセットすることが可能です。プルダウンメニューをキャプチャー したい際などにご活用ください。 ■ClickCopy(文字入力支援)(V1.10より) ワンクリックでリスト内の1行をコピー。住所、氏名、カード番号        など、決まりきった文字列の入力を省力化します。 ■KateLis(情報収集支援)(V1.10より) Webで収集した情報をカテゴリー別に整理して保存しておくことがで        きます。Ctrl+Cで最下行に選択文字列をコピーします。 ※ 上記2つはどちらも出力ファイルを暗号化することが可能です。 「オプション」を開いて設定してください。        ■まとめて暗号くん(V1.20より)        選択フォルダー内のファイルを一括して暗号化します。また、暗号化し        たまま閲覧することも可能(画像、TXTのみ)です。       (注1)種類を問わず暗号化できますが、10MB以上のファイルは暗号化さ          れない仕様となっています。より大きいファイルを暗号化したい          ときは「setting.ini」の「LIMIT=」以下の数字を変更してくだ          さい。(ただし、大きいファイルは暗号化にたいへん時間を要する上、          システムが不安定になる恐れがあるため、あまりお勧めできません)       (注2)初期起動で暗号/復号キーの入力を求められます。ここで入力され          たキーが、常に以後の暗号化に使用されます。また変更はできません          のでご注意ください。(これはファイルが追加されたときも常に同じ          キーで暗号化する必要があることと、キー失念事故をなるべく防ぐた          めの仕様ですので、ご了解ください) ■簡易サムネイル・ランチャー(V1.20より)        エクセル、ワードなど文書が縮小表示できないのは何かと不便ですね。本        プラグインではドロップしたファイル(.txt.doc.xls.URL.lnk)のサム        ネイルを作成します。さらに、そのサムネイルのドロップにより関連付けア        プリケーションを開くことを可能にします。また、1枚ずつ大きめの画像で        確かめながらの選択も可能です。        初期起動でサムネイル格納用フォルダの選択を求められます。あらかじめ        準備しておいてください ★プラグインのユーザーによる組み込み(V=1.10より搭載!) ・ユーザーが手軽に機能を追加できる環境を提供しています。 ・任意の実行形式ファイル(*.exe)が組み込み可能です。 ・設定ファイルにより外部実行ファイルを指定(フルパス)することも可能です。 @Kyapiaの実行フォルダ内の「Plugin」フォルダに実行形式ファイルを入 れてください。 (注1)実行に必要な.dllなどがあれば一緒に入れてください。また、さ らに深いフォルダを作成したりせず、直に入れてください。 (注2)出力ファイルの暗号化の可否は「オプション」で指定しますが、 「暗号化可」であっても、プラグイン側で「任意名」で保存すると 暗号化されないので注意してください。 A@の実行形式ファイルと同名の設定ファイル(.ini)をテキストベース で作成し、「Plugin」フォルダに入れてください。 書式は「plmanualu.txt」および「TOOL>プラグインテンプレート を開く」をご参照ください。 (注)書式外の記述があった場合の挙動は保障できませんので注意して ください。 ※※「フォルダ」のドラッグ&ドロップでも組み込めます。 この場合は、あらかじめフォルダ内に必要なファイルをすべて格納し ておく必要があります。また、同名ファイルは上書きされますので ご注意ください。 ★「ファイル」のドラッグ&ドロップによる処理 .exe .com .bat・・・無処理。 .jpg .png ・・・・・外観画像と判断します。 .bmp・・・・・・・・暗号化ファイルであるかどうかを検査し、そうでなけれ                ば外観画像として処理します。 上記以外の拡張子の場合、暗号化して保存するかどうかユーザーに問い合わせ ます。キー入力ダイアログにキーを入力し「OK」を押すと、ファイルが暗号 化され、「.bmp」に偽装されて元フォルダに保存されます。 (大元のファイルはそのまま残ります。必要に応じて削除等してください) 以後、暗号化したファイル(.bmp)をドラッグ&ドロップすると、復号化して 関連付けられたアプリで開きます。さらにアプリを監視し、終了後に出力 ファイルを自動的に再暗号化します。これにより、ファイルを簡便に暗号化 したまま編集することが可能となっています。 (注1)暗号化に用るキーを忘れてしまうと、2度とファイルを復元する ことができません。くれぐれもお忘れにならぬようご注意ください。 (注2)フォルダまるごとの暗号化には対応していません。フォルダのドロ         ップはプラグインのインストールとみなされますので注意して下さい。 フォルダー内のファイルを一括して暗号化したいときは、プラグイン ソフト「まとめて暗号くん」をご利用ください。  (注3)システムの仕様上、暗号化された元ファイルに関連付けられたアプ         リケーションが開けないことがあります。(画像ファイルに関連付け         られたビューアなど)その場合、復号化後のファイルは復号化された         まま残り、再暗号化されませんので注意してください。 ----------------著作権等について 本ソフトウエア自体の著作権は、作成者が保持します。 ----------------謝辞 本ソフトウエア作成に以下のソフトウェアを使用させて頂きました。 有り難う御座いました。 ■Hot Soup Processor (Version3.2) 用途:開発言語 著作権情報(HSPLicense.txt) ------------------------------------------------------------------------ Hot Soup Processor (HSP) Copyright (C) 1997-2009, Onion Software/onitama, all rights reserved. Made with base technology of OpenHSP. ----------------------------------------------------------------------- ■Icon Changer for HSP Let's HSPIC! v0.7 用途:アイコン書き換え、UPX圧縮 ----------------------------------------------------------------------- Copyright (C) 2005-2006 Kpan Resource Hacker by Angus Johnson UPX by Markus F.X.J. Oberhumer, Laszlo Molnar & John F. Reiser バイナリデータ検索処理コード by ぷま ----------------------------------------------------------------------- ■プログラム作成に際し、whim+さまのフリー素材を使わせていただきました。 感謝!whim+さまのWebサイトはこちら→http://sakura.ninja-x.jp/whim.html -----------------------------------------------------------------------