■レイヤーについて

本ソフトでは簡易ながらレイヤーを扱っております。
ですが、一般に「通常モード」とされるアルファ合成は使用できません。
多少使いづらいと思いますが「実際描いてみる」の項目を参考に、
レイヤーの使用に挑戦してみてください。


レイヤーの切り替え方
設定
レイヤーモードについて



■レイヤーの切り替え方

  右下の方に、図のような物があると思います。
小さな絵が描かれているのがレイヤーの内容です。
絵をクリックすると、描画レイヤーを変更します。
上から「上レイヤー」、「中レイヤー」、「下レイヤー」という名称が付いています。
     表示
      
レイヤーの表示/非表示を切り替えます
     ロック
      
レイヤーに描画が出来ないようにします。
       (フィルター等の処理では無効です。)






■設定
 レイヤー横の『設定』ボタンをクリックすると、以下のようなウインドウが表示されます

  透明度
 
バーを左にする程、レイヤーが薄く表示されます。
 (下レイヤーにはこの設定はありません。)


レイヤーモード
 詳しくは下の「レイヤーモードについて」をお読み下さい。
 (下レイヤーにはこの設定はありませ
ん。)

結合と反転
 
左のリストボックスで指定したレイヤーと「結合」、「反転」します。
 反転・・レイヤー同士を入れ替えます。
 結合・・レイヤー同士を1枚のレイヤーに結合します。
 (結合時、「下レイヤーの設定」で結合する場合以外は
 「レイヤーモード」が違う場合、表示がおかしくなるのでご注意下さい。
 リドゥアンドゥが効きますので失敗してもあわてず騒がず・・(^^;))





■レイヤーモードについて

レイヤーの合成法について説明するのはなかなか難しくて、少し解りづらいと思います。ごめんなさい;

通常
 
白(R255,G255,B255,)のドットを透過します。
 輪郭がぼけないようにする為に、ブラシを使用すると鉛筆と同じ効果になります。
 「濃さ」を調整した場合も、100%(不透明)で描画します。


加算
 
HSPコンテスト用のヘルプなので説明不要かもしれませんが・・(^^;)
 色が重なると、明るくなっていきます。白い部分は下の色に関係なく真っ白になり、黒い部分は効果がありません。
 なので、はじめに「白い部分を黒くしますか?」と聞かれます。
 光系の処理で役に立ちます。
(白い部分を黒くした後アンドゥを使うと、画面が真っ白になりますが、レイヤーモードが「加算」のままのためです。)


乗算
 
A色×B色/255の式で合成しています。
 色を重ねると、基本的に暗くなります。白を重ねた場合は効果がありません。
 主線を描く時や影付けに便利です。


白抜き
 
白(R255,G255,B255,)のドットを透過します。
 通常と同じですが、ブラシが使えないのが不都合だったので作りました。(ブラシが使えます)
 マスクとあわせないとあまり役に立ちません;;