「Paper Calc」 for HSP 3.1 V1.4 ◎内容   四則計算ができる8桁表示の超薄電卓です。  薄すぎて、ボタンを押した時に紙のように凹んでしまいます。   どこか奇妙で、それでいてどこか癒される挙動をお楽しみ下さい。 ◎操作方法   マウスとキーボード両対応です。  キーボードでは、以下のキーを使用します。  ・数字:[0]〜[9],[.]  ・四則演算子:[+][-][*][/]  ・=:[Enter]または[=}  ・クリア(「C」ボタン):[Esc]  ・入力文字1桁分削除:[Back space]   ボタンを押す事で、電卓としての操作を行うかたわら、押したボタンに  対応する個所が一時的に凹みます。この凹みは少し経つと元の状態に戻り  ます。 ◎履歴 V1.4:2007/10/14 (start.ax:5,990 Bytes) ・100円電卓と同様の処理になるよう大幅に計算処理を変更 ・隠し処理の1つを変更 V1.3:非公開 (start.ax:5,975 Bytes) ・負数の場合にカンマのつき方がおかしい点の修正 ・「-0.」表示になる点の修正 ・[Esc]入力時に警告音が出てしまう点の修正 ・入力文字1桁削除機能を追加 ・ボタン配置の一部変更 ・凹みの動きを調整 ・容量削減 ・隠し処理を2つ追加 V1.2:2007/08/22 (start.ax:5,973 Bytes) ・オーバーフロー時に9桁表示になる場合がある点の修正 ・V1.1でオーバーフロー時に小数点が右にはみ出す場合がある点の修正 ・EXE版用にタイトルバー表示を追加 V1.1:2007/08/19 (start.ax:5,931 Bytes) ・3桁区切りのカンマ表示を追加 ・1未満の数で割り算をすると、ゼロ割りの表示になるバグを修正 ・容量削減 V1.0:2006/08/12 (start.ax:5,996 Bytes) ・作成  2007/08/17に、HSPプログラムコンテスト2007 HSP部門 No.103でエントリー ◎Thanks (2007/10/14 22時までコメント順) ・??? さん  こういう演出は、技術云々よりも、どれだけはっきりと動きをイメージできる  かで決まるような気がします。行き当たりばったりな私の性格もあると思い  ますが...。 ・Gonbei さん  的確な隅つつきどうもです。原因は、実数変数を使ったif分岐の仕様だった  ようです。「if cf_val { ... }」とやると、cf_valの「整数部分」が0以外  の場合に判定されるんですね。 ・eller さん  薄々気付いていると思いますが、電卓部分はアイディアとしては後付けです。  ただ、電卓部分も結構苦労して作っていて、プログラムの半分位は電卓部分  に割いていると思います。 ・??? さん  私独自のセンスは多少当たり外れが大きいのですが、今回は当たりのよう  ですね。ありがとうございます。 ・コンテストTV  印象に残ってもらえたのは、狙い通りです(^^;)。  アイディアを思い付いた時点では、頭でイメージした心地良い動きになるか  どうかが全く不透明で、動きが悪かったらお蔵入りにしようかと思ってました。 ・Hashi さん  ご要望に応えまして入れましたよ、隠し。容量の都合で処理的には大した  ことはないのですが、まあまあインパクトはあるかも? ◎以下、余談   「紙のような電卓」がコンセプトのこのプログラム、一週間のイメージ  トレーニングが功を奏してか、正確な挙動を作っているわけでもないにも  関わらず、まあまあ満足の挙動となりました。   電卓部分の機能は Windows付属の電卓を参考にしましたが、色々と何気ない  機能が隠れていて苦労しました。異なる演算子を連続で押すと、後の演算子が  有効になるとか、「=」を連続で押すと、直前の演算を繰り返すとか...。  この他にも、まだ探せば表に出ない機能がきっとまだあるんでしょうね。   たかが四則演算、されど四則演算。V1.4を作るため100円電卓の処理の挙動  を見るにつけ、そんなことを思いました。「×」と「+」「−」「÷」とで  計算を行う方向が逆だったり、「×=」で直前表示値の二乗になったり、  「÷=」で直前表示値の逆数になったりと、100円電卓の意外なポテンシャル  を思い知らされました。 2007/10/14 KAW