----------------------------- 汎用スクリプトモジュール Module GS version 1.3.1 Copyright (c) 2014 mon ----------------------------- ■ はじめに このファイルには必要最低限の事のみが書かれています。 各機能の説明や詳細に関しては doc フォルダ内のテキストをご覧ください。 HDL用のファイルも用意されています。 ■ 概要 汎用スクリプトモジュール (General Script Module: 以下GS) 「外部から配置やシナリオデータを読み込ませたいけど構文解析部を作るのが面倒くさい。」 「以前も作ったけど、また似たようなものを何度も作るのはウンザリする。」 といった理由から、汎用的に使える事を目指して製作したスクリプト実行モジュールです。 HSPに近い文法のスクリプトを読み込み、バイトコードに変換して実行します。 スクリプトとして最低限必要な制御命令や変数管理、実行ルーチンのみが実装されています。 よって、用途に合わせて新規命令を書き加えて使用することになります。 スクリプト実行部と数式計算は分離できるため、数式計算だけを使うこともできます。 ■ 主な機能 ・HSP互換の文法のスクリプトを読み込んで実行 ・スクリプトをeval風に実行 ・文字列化された数式の計算 ・スクリプトを専用のGSCC形式に変換 ・GSCC形式のデータを読み込んで実行 ・変数は整数、実数、文字列、ラベル型で4次元配列まで利用可能 ・複数のスクリプトをまとめて実行する直列のスレッド機能 ・スクリプトの実行ログ管理 ・簡単な定数置換え(特殊展開未対応の#define) ・名前空間による衝突低減(#name 〜 #endname) ・ファイル結合(#include) ■ 基本仕様 HSP3.1以降(必須:モジュール変数) 3.32以降を推奨(要:strrep、無い場合は代替関数を使用) HSPDishは動作確認ができないため動作保障外です。 HSPの基本命令とモジュール変数で構成されています。 メモリノートパッド系命令は使用していません。 マシン語埋め込みやWINAPI、COM関連も使用しません。 (オプション指定によっては一部の機能でWINAPIを使用します) ■ 使用方法 次のファイルとフォルダをHSPのcommon、もしくはプロジェクトのフォルダにコピーしてください。 このモジュールの構成と性質上、プロジェクトのフォルダへのコピーを推奨します。 フォルダ module_gs module_gs.as module_gs_calculator.as module_gs_cfg.as 次にソースの先頭で次のように記述することでGSが使用できるようになります。 #include "module_gs.as" 数式計算だけを使用する場合は次のように記述してください。 #include "module_gs_calculator.as" module_gs_cfg.as はコンパイル制御用の設定ファイルです。 使い方や詳細は doc フォルダのドキュメントを参照してください。 ■ HDL用ドキュメント hdl/doclib の中身をHSPの doclib フォルダにコピーしてください。 ドキュメントや命令の数が多く、モジュールの性質上HSP本体と混ざりやすい点を考慮して HDL本体を同梱しています。 GS関連の情報のみを検索したい場合に利用してください。 ■ 免責事項、ライセンス この作品は zlib/libpngライセンス のもとに公開しています。 ライセンスの全文は doc/license.txt をご覧ください。 ■ 連絡先 不具合報告などは下記のページの 板 にお願いします。 WebPage : http://monz.sp.land.to/ 板 : http://monz.sp.land.to/bbs/