4.項目
(1)項目とは
項目とは、データの要素のことです。
数値入力や文字入力等の種類があり、
目的に応じてパラメータを設定します。
(2)ページについて
データ君では、項目を1ページ当たり16項目まで設定できます。
ページは全部で16項あります。
例えば、アイテムの基礎事項、性能、装備などの区分に応じてページを分けると
分かりやすくデータを管理できます。
なお、ページ名を変更するには、選択しているページタブのページ名部分を
クリックするとページ名変更画面が表示されます。
(3)項目ツール

@ 挿入
選択位置に項目を挿入します。
このとき、16項目目が設定されていると
その項目とレコードのその項目部分は消えてしまいますので注意してください。
A 削除
選択している項目を削除します。
項目を削除するとレコードのその項目部分も同時に削除され、
他のテーブルからの参照も無効になります。
また、元に戻すことはできませんので注意してください。
B 上に移動
C 下に移動
選択している項目の順番を変えます。
(4)項目のパラメータ
@ 項目名
項目の名称です。
項目名は、他のテーブルから参照するときの目印となります。
他のテーブルから参照を設定した後に項目名を変更すると、
その参照は無効となってしまいますので注意してください。
また、システムで使用するので、半角の<>()は使わないでください。
A 変数名
HSP変数として出力する際の変数名を指定します。
また、複数の項目で同じ変数名を指定すると、
その項目群は1つの変数として出力することができます。
変数名と項目名は同名にすることはできません!
なお、変数名を空欄にすると、HSP変数出力の対象外となります。
B 定数名
HSP変数として出力する際の定数名を指定します。
また、定数名は、変数名や他の項目の定数名と同名にすることはできません!
なお、定数名を空欄にすると、HSP変数出力の対象外となります。
C 種類
項目の種類を、データの型(数値、文字)や入力方法に応じて、次の中から設定します。
A.インプット(数値)
数値を入力するためのものです。
既定値・最小値・最大値を設定することができます。
B.インプット(文字)
文字列を入力するためのものです。
既定文字とIMEのON/OFFを設定できます。
C.コンボ(テーブル参照)
他のテーブルを参照し、そのレコードのIDを記録します。
参照するテーブルと、レコード入力の際、コンボボックスに表示させる項目を指定します。
なお、HSP変数出力のときは、レコードIDではなく、
レコードIndex(配列変数で使用できる要素番号)を出力します。
D.コンボ(リストインデックス)
この項目用に作成されたアイテム名をコンボボックスに表示させ、その順番を記録します。
記録される順番は、1からではなく0から始まるので注意してください。
なお、アイテムは改行で区切り、64個まで指定できます。
E.コンボ(リストアイテム名)
Dと同様ですが、記録するのはアイテム名となります。
F.チェックボタン
チェックに応じたビット積を記録します。
ビット積は、1つ目がチェックされたら1、2つ目は2、3つ目は4、4つ目は8、
その後は16、32、64、128、256、512…の数を足したものとなります。
最大で16個まで指定できます。
G.ラジオボタン
Fと似ていますが、こちらはチェックされた位置を記録します。
最初がチェックされたら0、以降1、2、3、4…となります。
H.計算
同じテーブル内の項目同士を計算します。
ごく単純な計算しかできませんが、
例えばキャラクター毎の能力値合計などを把握するのに役立ちます。
(5)変数名と定数名の注意事項
変数名と定数名、または、定数名と定数名は同名にすることはできません。
ソフト上である程度の禁則処理をしていますが、
例えば「hensuu」と「HENSUU」は、このソフト上では別名扱いとなってしまいます。
しかし、出力したHSP変数としては大文字・小文字を区別しないので同名扱いとなります。
変数名と定数名をつけるときは、この点に注意しておいてください。